見出し画像

回復期のジレンマ

お久しぶりです。またもや時間が空いてしまいましたが、PCが故障してしまい買い替えるという大事件があった為悪しからず。

自分もうつ病を患って、もうすぐ7か月になります。いわゆる「回復期」という状態に入ったのですが、この回復期。非常に厄介な時期です。
簡単に言うと、「調子が良くなってくるが、最も不安定な時期」が回復期。昨日は買い物に行ったりちょっとした遠出くらいなら出来たのに、翌日であったりその日のうちの夜になると急激に調子が悪くなり動けなくなってしまう。そのうち気分障害も出始めて、自分なんて…といった自己嫌悪モードからの抑うつ、うつ状態へ急降下するような事を毎日不規則に繰り返す。
回復、とは名ばかりで、最も精神的につらい時期が回復期なのではないでしょうか。少なくとも自分はそう感じています。

最近自分も、日中に外出したりちょっとした遠出くらいなら出来るという日が出てきました。運動も少しずつ始めて、体力を戻していこうと考えています。
ただし、気を付けなければけないのは「焦らない」「無理をしない」ということ。これはほとんどのうつ病患者の癖ともいえる性格的特徴ですので、気が付いたら自分のこなせるキャパシティを超えていたなんていう事もあります。自分もその一人です。

うつ病になり、回復してきたとしても「充電できるバッテリーの容量」は変わらないのです。少し動いたら疲れてしまうなんて、当たり前です。なぜなら、ついこの間までベッドに横たわって寝食すらままならない状態だったのですから。

周囲の人に理解されにくく「え?もう元気なんじゃないの?」なんて言われてしまうことも少なくない回復期。しかし自分は自分、そして病気は病気です。そういう方にはきちんと波があるんです、という事を理解してもらえるといいですね(身近でサポートしてくださっている方のみで構いません)。

回復期のジレンマ。誰しもが経験するものだと、うつ病を経験した方がほとんど仰っています。そして現在進行形で患っている自分もまた、じれったいというか歯痒いというか、そんな思いを抱きながら生きています。
明日の調子がいいとは限らないし、今夜の調子がいいとも限らない。けれどもいいじゃないか。それが自分で、それが治ってきているサインなのだから。

今日も焦らず、一歩ずついきましょう。
さて、昼寝しますか!なんちゃって。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?