「OPTION B」第2章 読書感想文。
BGM。
第1章はわりとボロクソ書いたのだけども、2章は面白かった。
第2章 部屋のなかのゾウを追い出す
章題、ピンと来ないがググったら英語のことわざ。
尋ねない友だち。
傷つけないように、腫れ物を扱うように。
しかし筆者は、周りのそういう反応こそショックだったと言う。
「疎外感」「沈黙によって傷つけられる」「忘れないでいてほしい」「名前を呼ばれなくなるとき、2度めの死を迎える」といった言葉が並ぶ。
オープナー。
相手の心を開き、自己開示を引き出しやすい人のこと。
「相手を理解」「支えてくれる人がいる」「堰を切ったように話しはじめた」
どんな苦しみも「語りたがることが多い」。そしてオープナーの問いは「人間同士の質問」だと筆者は説く。
なんと声をかければいいのか。
筆者の失敗談
これでは、かえって相手に疎外感を抱かせることになってしまう。
共著の心理学者は、みんなに心を打ち明けてほしいのなら、まず自分からオープンになれと指摘した。
「元気よ」ではなく「元気じゃないけれど、あなたに正直にそういえるのがうれしいわ」
もしも周りに悲しんでる人がいるのなら、次のように伝えればいい、と2章は結ばれる。
語ろう。
僕は「はじめに」で、こう言った。
僕は父親が死んですぐに、誰にでもそのことを語っていた。
周りの人はどう思ってたかな。大して傷ついてない薄情者なのか、死を受け入れ乗り越えるつよい人なのか。
そのどちらも正しいと思うのだけど、むしろ「語る」と「受け入れる」は同時進行だったのかも知れないなあ。
「はじめに」で書いた「僕のOptionB」が2章にも出て来て1章同様「知ってた」となりそだが、むしろ2章で「僕のOptionB」出尽くした感があり、この先、読むの楽しみになってきた!
2章はオープナーの話が良かった。再掲。
章ごとの感想、まとめとくか。
1 諸行無常。禅やぞ。
2 問え。耳を傾けろ。