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「OPTION B」第2章 読書感想文。

BGM。


第1章はわりとボロクソ書いたのだけども、2章は面白かった。

第2章 部屋のなかのゾウを追い出す

章題、ピンと来ないがググったら英語のことわざ。

なるほど、裸の王様。

尋ねない友だち。

誰かがギプスしてたら質問攻めにする。でも人生が打ち砕かれたら、何も聞かれない。

p44要約

傷つけないように、腫れ物を扱うように。

しかし筆者は、周りのそういう反応こそショックだったと言う。

つらい話題を避けることが、相手の気持ちを慮ることになるとは限らない。

p45

「疎外感」「沈黙によって傷つけられる」「忘れないでいてほしい」「名前を呼ばれなくなるとき、2度めの死を迎える」といった言葉が並ぶ。

オープナー。

相手の心を開き、自己開示を引き出しやすい人のこと。

オープナーはたくさん質問をし、評価や判断を加えることなく、返答にただ耳を傾ける。

p47

「相手を理解」「支えてくれる人がいる」「堰を切ったように話しはじめた」

どんな苦しみも「語りたがることが多い」。そしてオープナーの問いは「人間同士の質問」だと筆者は説く。

なんと声をかければいいのか。

筆者の失敗談

たしかに部屋には灰色の生きものがいるけれど、あれはゾウじゃないーーネズミじゃないかしら

p52

これでは、かえって相手に疎外感を抱かせることになってしまう。

生きてるあいだは私を死なせないでください

p52

共著の心理学者は、みんなに心を打ち明けてほしいのなら、まず自分からオープンになれと指摘した。

「元気よ」ではなく「元気じゃないけれど、あなたに正直にそういえるのがうれしいわ」

ゾウの存在を認める最初の1歩は、私から踏み出さなくてはならない。

p55


もしも周りに悲しんでる人がいるのなら、次のように伝えればいい、と2章は結ばれる。

「あなたのことを気にかけているよ

p60


語ろう。

僕は「はじめに」で、こう言った。

僕は父親が死んですぐに、誰にでもそのことを語っていた。

周りの人はどう思ってたかな。大して傷ついてない薄情者なのか、死を受け入れ乗り越えるつよい人なのか。

そのどちらも正しいと思うのだけど、むしろ「語る」と「受け入れる」は同時進行だったのかも知れないなあ。


「はじめに」で書いた「僕のOptionB」が2章にも出て来て1章同様「知ってた」となりそだが、むしろ2章で「僕のOptionB」出尽くした感があり、この先、読むの楽しみになってきた!

2章はオープナーの話が良かった。再掲。

オープナーはたくさん質問をし、評価や判断を加えることなく、返答にただ耳を傾ける。

自分でやってたのかも知れない。


章ごとの感想、まとめとくか。

1 諸行無常。禅やぞ。
2 問え。耳を傾けろ。


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