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【考察】触手逆ホラーゲーム『CARRION』のストーリーと物語の背景について

※ネタバレ、グロテスクな表現、考察という名の妄想などが含まれるます。ご留意くださいませ。


今日も触手ちゃんと一緒に、人間サマを水没させたり胴体から真っ二つにしたりバリムシャアしたりしている筆者こと、にぅいです。どうも!

今回は、人間サマを蹂躙することに夢中で忘れがちな、「CARRIONのストーリーや物語の背景」について、いろいろと考えていきます(๑>◡<๑)どうぞよろしくっ

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■ 目次

1.そもそも「CARRION」ってどんなゲーム? _ストーリーのあらすじ

2.なぜ触手ちゃんはケースに封じられていた? _人間サマに捕まった後のおはなし

3.全体的な時系列を考えてみる

4.まとめ _考察してみた感想など


1.そもそも「CARRION」ってどんなゲーム? _ストーリーのあらすじ

なぜか捕われていた「未知の種類のイトミミズ≒触手のモンスター(以下、触手ちゃんと表記)」が、研究施設から脱出する話。
……というのが、今北産業ならぬ1行で説明したときのあらすじだ。

もう少し、シナリオを噛み砕いてみよう。

触手ちゃんは、研究施設の様々な場所でDNAを吸収していく。

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DNAとは能力……いわば「スキル」や「身体の大きさ」などのこと。
DNAを吸収することで、あるときは強力な体当たりを、あるときは1段階おおきな身体を手に入れるわけだ。

そして、それらの能力を駆使して、本来の自分を取り戻してから研究施設を脱出する。
もしかしたら、捕まる前よりもさらに強くなって世に出ていったかもしれない。

また、脱出の途中に、触手ちゃんが人間サマに発見される前後の一幕も見ることができる。
そこでは、触手ちゃんが人間サマに発見され、人間サマに擬態して地上に出たが、ドローンにスキャンされたことで存在がバレて軍隊に蜂の巣にされてしまうという、研究施設に囚われた理由も明かされている。

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2.なぜ触手ちゃんはケースに封じられていた? _人間サマに捕まった後のおはなし

あらすじにも書いたが、触手ちゃんは研究者とのファーストコンタクト後に蜂の巣にされ、囚われている。
ということで、十中八九「研究対象だから」というのが理由だと思う。

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逃げないように、ケース的なものに閉じ込められていた。……と考えるのが普通だろう。

では触手ちゃんは、なんの研究をされているのだろうか。

軍隊や機甲を保有しているだろう企業「レリスサイエンス社」は、各施設の状況から「兵器開発」や、もしかしたら兵力貸出サービス的なことをしている会社と想像する。
しかし、おそらくだが「生物兵器」の研究開発は、表向きには公表されていないものと思われる。

まず、触手ちゃんの研究の中心になっているだろうBSL-4 研究棟は、山の中……レリスサイエンス社の位置から考えると地下にあり、表からは見えない、見せない場所にある気がする。

また、触手ちゃんのDNA(パーツ)は、わざわざ各施設に分けて保存しているっぽい。おそらくリスク分散が目的だろう。

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これらのことから、銃火器、核など以外の戦闘兵器として、秘密裏に触手ちゃんを実用化するための研究をしていたのではないかと考えた。

そうそう、それ以外にも考えたことがある。
それは、触手ちゃんオリジナルが囚われているわけではない、という考察……そう、「触手ちゃんはケース内で蘇生させられた」説だ。

このあたりは、触手ちゃんについて考察している別記事を参照されたい。

ということで、なぜケースに封じられていたのか、という問いに対する推測は、以下のようにまとめてみた。

推測1)軍の兵器として研究対象になっていた。
推測2)研究対象+蘇生させられた。

あと考えられるのは、どこかに出荷される前、という可能性だが……。
それならこう、研究施設じゃ無いところからスタートするとか、他にも出荷前の仲間が入っているケースがたすさんあるとか、描写があると思うのだ。
ゆえに、今回の考察からは外してみた。


3.全体的な時系列について考える

人間サマを操作するパートは"過去"、触手ちゃんを操るパートは"現在"と考えるのが良さそう。

以上、考察終わり!
……となるのは寂しいので、もう少し時系列について深掘りしてみようと思う。

•レリスサイエンス社の発展から考える
研究者に発見された場所と本編のマップは同じ土地で、触手ちゃんを発見したレリスサイエンス社が、研究拠点として開発し、街まで作っちゃった(または発展した)と考えている。

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ビフォーアフター。
山? 砂丘? の背景が同じである。
また、洞窟の岩肌や、自生している植物なども、当時と同じものであることが多い。

さすがに街ができるまでにたった数年ということはないと思うので、ファーストコンタクト→本編までは、それなりに時間が経過しているものと思われる。

•太古の苔や白骨など
過去パートで研究者が見つける情報。

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太古の苔……という名の触手ちゃんの表皮? とか、他の骨の様子からして、触手ちゃんが誕生してから研究者に見つかるまでには、けっこう時間が経過しているのではないかと思った。

しかし、別の見方もできる。
触手ちゃんがキレイにバリむしゃあしたとして、太古の〜というのが研究者の誤認だとすると、触手ちゃんが引きこもってから、ひと月以内……もっというと、10日前後くらいまで短い可能性もある。
※死体が白骨化うんぬんの情報から。

そもそも、レリスサイエンス社が触手ちゃんを見つけるに至ったきっかけはなんだろうか?
もし、触手ちゃんが食べ損ねたウラン鉱山の作業員が生還し、どこかで触手ちゃんのことを話したら……?
または、ウラン鉱山をもともと管理していたのがレリスサイエンス社で、監視カメラ的なもので触手ちゃんのことを視認していたとしたら……?

妄想は尽きないが、とにかく、年単位で時間が経過している可能性は低くなるかもしれない。
石灰化した単眼生物の骨? あれは、触手ちゃんの同類? が食べ物足りなくてカルシウム不足になり、骨が溶けてしまったんじゃないかと……()。

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さて、
上記の考察を時系列としてまとめると、以下のとおりとなりそうだ。

•触手ちゃん爆誕!
他の生物をバリむしゃあし、食べ物がなくなって洞窟奥に引きこもる。
生存者が触手ちゃんの情報を流したとかの理由で、レリスサイエンス社が触手ちゃんの存在を知る。
 ↓ ↓ ↓
- 10日前後〜数年後 -
 ↓ ↓ ↓
•レリスサイエンス社の研究者が触手ちゃんを発見する
触手ちゃんが捕捉される。
レリスサイエンス社が、触手ちゃん研究の名目含めて、触手ちゃんがいた土地に本社を建てる。
触手ちゃん研究に明け暮れる。
レリスサイエンス社周辺が活気付き、街として栄える。
 ↓ ↓ ↓
- 10年〜十数年後 -
 ↓ ↓ ↓
•触手ちゃんが脱走する
触手ちゃん、敷地内をあちこち走り回って強くなる。
人間サマ擬態のスキルをゲットして、擬態して地上に脱出する。

そこまでヒネリはないかもしれないが、レリスサイエンス社のくだりは、個人的にいい感じだと思っている。

 

4.まとめ _考察してみた感想など

ざっくりですが、ストーリーや時系列について考察、まとめてみました!
いかがでしたでしょーかっ(*´Д`*)
今後いろいろな情報が出てくるかもだけど、とりあえずのところではまとまったんじゃないだろうかと思ってます(=´∀`)

参考になったら嬉しいです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
また他にも、触手ちゃんについて考察している記事もあるので、よかったら読んでみてくださいっっ
ここまで読んでくださり、ありがとうございましたー!(๑>◡<๑)


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