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さやぴー討論会を振り返って

さやぴー討論会で振り返ったことを記載しました。

私は今回、3回に分けてメトホルミン(8月26日)、血糖値(9月9日)、インクレチン関連(9月24日)という形でアウトプットさせていただきました。

成長を感じられた点が4点あります
①スライド作成が上達した
②論文の評価に重きを置きすぎに出来た
③「インプットしたものを言語化」する難しさに気づけた
④文章化とは違うアウトプットが出来た


ここ2年は月一回のエビテンで、 visual abstract を作成するようになってからスライド作成に慣れてきました。しかし、作成していくスライドがどうしても文字数が多くなったり、見にくいデザインになってしまう傾向がありました。
そこで今回、スライドを複数枚写し、話をして進めていくために文字数を減らして作る必要がありました。幸いにもオンライン会議や勉強会が進んでいる時代背景もあり、先人たちのスライドを真似て、それぞれのテーマに合わせた画像を多用して「どうしても伝えたい一言」だけを載せる方法で作ることが出来ました。少しばかり、文字数が多いスライドから卒業出来た気がいたします。


前述の通り、月一回のエビテンでは論文の自分の中の批判的吟味を含めてコミュニケーションしていくことで、私は成立していました。継続的に行っているメンバーは批判的吟味に長けている先輩方で尊敬する人ばかりです。そのため学んだばかりの論文の用語を使用しても補完してくださることが多いです。
しかし、さやぴーは土俵が異なります。普段論文を批判的に読んでいる人ばかりではない、通りすがりの方も聞いてくださる可能性を考慮して、エビデンスの有無や良し悪しばかりをお話ししても、視聴者は離れてしまう可能性があります。
そこで、エビデンスをメインに使用せず、エビデンスが補完する形式にする必要がありました。好きな歴史の流れをメインにして、そこに各歴史上の成果をエビデンスを添えてアウトプットして紹介することが出来ました。「他にはなかった」などのお声も頂き、歴史的観点から攻めたエビデンス補完作戦は成功したと感じています。私のアイデンティティに繋がる可能性があると実感しました。


普段私は頭の中を文章にすることが多いです。しかし、今回はスライドの画面を最小限にして、言葉で伝えていく様に努力しました。 思っている事を言語化するための「文書化」と「発言」ではスピードが異なり、難しいことが改めて実感できました。
文書化の場合は、時間を置いて見直しをしてから世に出すことが出来るが、発言の場合は、発してしまったらそれで終了である。そして発言する内容を吟味して発言してしまうと「黙る時間」が増えてしまいます。瞬発力を鍛える必要があるという課題を見つけることが出来ました。


発言の場合は、頭の中で分かっているつもりが露呈されてしまいます。つまり焼き付け場の知識であることがバレてしまう。分かっているつもりを避けるために「分かっているはず」の部分を抽出して、復習する良い機会になりました。特に統計学的手法などについて学んでいる途中の為、あやふやになってしまうことがあります。 ここ数か月AHEADMAPのワークショップで、抄読会のファシリテーターとして関わらせて頂いた経験をアウトプットする機会としてさやぴーで対応する機会を頂けて、とても勉強になりました。

突発的に「アウトプットしたい」と発言したことをきっかけに学びを得ることが出来ました。この場を通じて再度、さやぴーを開催してくださった3名の先生方と、ご参加頂けた皆様にお礼を申し上げます。

また頑張って声を掛けていただける様に努力してまいります。

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