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くじけそうになるときの支え

夢は何ですか?

そう子どもに聞くと、相変わらずスポーツ選手をあげる子どもが少なくありません。野球やサッカーはもちろんのこと水泳、卓球など様々な競技があります。今年はオリンピックがあり、いろんなスポーツの実際をみました。やっぱり好きなスポーツのプロになるっていうのは人気です。

子どもが目指したい理由は単純明快。そのスポーツが好きで、いい結果を残したいからです。それが楽しかったりうれしかったりするからです。

最近だと、youtuber になりたいという人も多いです。面白いことをしたいっていう気持ちが子どもにあるようです。

あとは、不動の人気、ゲーマーです。昔はゲームをする側では稼げないので、ゲームが好きな子はゲームを作りたい!だったのが、eスポーツという分野ができ、それになりたいという子もいます。

共通するのは、「好き」という気持ちです。好きだからそれを仕事にしたい。自然なことだと思います。しかし、今回はそれだけでいいのですか?というお話です。

野球選手って誰の役に立つ??

一般的に仕事をすると、お金をいただけます。そのお金はだれかが払ったものです。直接払われることもあれば、間接的に払われることもあります。

料理人は、料理をつくることで役に立って、お客さんからお金をいただきます。タクシーの運転手は運転をすることで、乗客からお金をいただきます。これらは直接お金が払われる例です。

サラリーマンは、会社に貢献して会社からお金をいただきます。学校の先生は子どもに勉強を教えることで、税金からお金をいただきます。これらは間接的にお金をいただける例です。

いずれにしてもお金を出す人は、お金を出してもいいくらいのものやサービスを受け取れたから払います。何もないのにお金はだれも払いません。

では、子どもの夢で多く言われるスポーツ選手はどうでしょうか。例えば、野球選手やサッカー選手は誰の役に立つのでしょうか?

その仕事は誰のため?

まずは球団、チームの役に立つでしょう。勝負に勝てばたくさんの人が観に来てくれます。グッズも売れます。球団、チームとしては嬉しいです。

また、野球選手やサッカー選手を目指している子どもの目標ともなります。活躍する選手は憧れの的です。

他にも個人的に応援してくれる人のためとか、野球やサッカーが好きな人のためなどもあるでしょう。

仕事はだれかの役に立つためにあります。スポーツ選手の場合は多岐にわたります。とても価値のあることです。ですが、それを子どもたちは意識しているでしょうか。

単に自分がしたいだけなら、休日にすればいいのです。趣味としてすればいいのです。それをあえて仕事にしたいというなら、私は誰かのためにしているということを意識する必要があると思います。

I(アイ)メッセージ

好きだから。

この理由だけで、夢を叶えるために頑張り続けることはできません。なぜなら、仕事とする場合、辛いこともあるし逃げ出したくなることもたくさんあるからです。

そんなとき、誰かのためにやっているという感覚が大切になると思います。

仕事だと頑張れる人は多いと思います。それは単純にお金をもらっているからという理由もありますが、「応援してくれるから」「誰かが喜んでくれるから」「みんなの役に立つから」

そんな思いがもうちょっと頑張ろうという気持ちを支えているのです。くじけそうでも頑張れるのです。

しかし、誰かのためになってるというのはなかなか自分ではなかなか気付けないものです。初めは意識できていてもだんだん忘れがちになります。間接的にお金をいただく仕事は特にです。

だから、夢に向かって頑張っているときには、褒める以外に「頑張っていて嬉しいよ」「君を見てると元気出るよ」などと伝えてみてください。I(アイ)メッセージと言われるものです。相手の頑張りがより長く深くなることと思います。すると、その人も頑張れるし、こちらも嬉しいし、周りもうれしくなる。一石三鳥以上です。

特に、一番身近にいる人からのI(アイ)メッセージは効果抜群です。ぜひ試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございます。何かの参考になれば幸いです。素敵な一日をお過ごし下さい。

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