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家庭教育実践記 座って食べない

総合家庭教育推進者による家庭教育実践記です。
家庭教育をしようと思った経緯はこちら

1.子どもの今

私の5歳の息子は、座って食べ続けることができません。5歳の息子は控えめな性格で、割とこちらの言うことを素直に聞いてくれますし、話もできます。我慢もある程度することができます。しかし、ご飯に対してはあまり欲がないのか食べ終わるまで椅子の上でいることがなかなかできません。

最初の半分くらいはおなかがすいているため座って食べます。子どもなのでもちろん好きなものから笑。好きなものだからこそ集中して食べます。しかし、好きなものが終わりかけになると、ふらっとそばにあるソファにどかんとまるで王様のようにすわります。またある時は、おもちゃで遊び始めます。

「ごはん食べてから遊ぼうね」と声をかけても、聞こえていないふりか無視をしているのか集中して聞こえていないのか返事すらありません。一時期はそれでも食べてもらおうと、遊んでいるところまで行って食べさせていましたが、それでは何も変わらないし、なんなら悪化すると思いやめました。すると、ご飯を食べるのにかかる時間が1時間ほどかかってしまいました。

2.実際にやってみた

私の家庭教育の根底にある考え方は、「子どもは親の真似をする」「子どもがやりたいと思う気持ちを大切にする」です。そこで、まず一緒にずっと食べることにしました。それまでは、仕事の後では時間がないので、私はぱぱーっと食べ終え洗濯や洗い物や布団の準備など家事をしていました。つまり、多少一緒に食べるけどずっと一緒にはいません。子どもからすると食事の時間に違うことをやっていると思ったのでしょう。だからこそ、まず一緒に食べることにしました。すると私は手持ち無沙汰なので、自然と何か声をかけたり保育園の話をしたりします。

私「あ、よく食べるねえ。ご飯好きだもんね。だったらこれ(にんじん)も一緒に少し食べてみたら?ごはんと一緒ならあんまり味しないよ」息子はにんじんが食べられないわけではありませんが、自分からは絶対に食べません。味消し作戦です!!
5歳の息子(以下子)「そっか。わかった。食べてみる。ほんとだ。あんまり味しない。」
私「でしょう。今日は何をして遊んだの?」
子「ラキューを作ったよ。パンダさん作ったの」

何でしょう。この自然なほほえましい会話笑。いかにも親子って感じしませんか?笑

しかし、一度ピンチが訪れます。息子が横を向いて足を投げ出したのです。これはまずいと思って
私「パパ、○○(息子の名前)が大好きだからここで一緒にいて。」と言いながら足をすっと戻しました。息子は何も気にしていません。セーフ。

好きなものは食べ終わりましたが、まだおかずが残っていました。
私「おかずがまだ残っているけど、いつ食べる?
5「ごはん食べてから食べるよ。ぼくこれ好きだもん」
私「すごいねぇ。じゃあ、食べるの見てるね。」
息子もくもくと食べる。
私「え?あと、少しじゃん!すごい!座って食べてるね。えらい。」
息子は自慢げに「終わったよ!」
ママ「ごはんつぶが残っているよ。そこまで食べられたらえらいなぁ。
息子すぐに食べてしまう。
私・ママ「すごーい!ちゃんと座って食べられたね!」

3.検証

なんかあっけなくできてしまいました笑。実際今夏休みということもあって、私は仕事を定時であがれるし、精神的余裕もあるということも要因ですが、一緒にいることで座って食べました笑。なんか壮絶なドラマとかなくてすみません。

随所で声をかけたことも要因だと思います。苦手なものをいつ食べるのかと子どもに自己決定させたこともあるかと思います。しかし、なにより親がそばにいるっていう安心感が何より大きいと感じました。なので、あとは仕事が普通にあって余裕もなくなってきたときにこれが継続できるのかが勝負です。また、仕事が始まったら実践記を書きたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。素敵な一日をお過ごしください。

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