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無理せず自炊を楽しむ

9月はパートナーがまるまる東京だったけど、2/3は自炊することができた。

実家から食材などのサポートあってこそだけど。

朝はお茶漬けを食べることが多い。

ネギなどの薬味や油揚げ、それから南関あげなどを入れて食べる。時にはキムチを入れたりもする。

そんな風にして、ちょっとした一手間を加えるだけで、味がガラリと変わるから楽しい。

つくるプロセスを味わう

もともと料理は食べるための手段だった。

だけど、最近はプロセスも楽しいということに気づいた。

例えばホットサンドを作るとき。

卵を刻んで、どんな調味料を混ぜるか考えたり、何を乗せるかも自由だ。

チーズがとろけていったり、こんがりやけていくのを見守る時間。

あとは、たまごとマヨネーズを和え、たまに味見をするのもなんだが得した気分になってしまう。

自分の体調に合わせた料理を作れる

あとは、その時々で味付けを変えることもできる。

『自分のために料理を作る』で山口祐加さんは、このように語られていた。

料理は簡単に続けられることではないかもしれませんが、だからこその面白さがあります。料理は毎日違う自分の体調や気分などに合わせて、その時の最適解を工夫して生み出していくことができます。体調や気分には波があり、いつも同じではないから工夫が必要です。
しかし、今の自分にフィットした料理が作れた時、お金を払っても得られず、誰からももらうことのできない、自分で手をかけて自分に返ってくる喜びがあります。

『自分のために料理を作る』山口祐加

疲れていたりするときは、無理をしない。

そして、料理というもののハードルを下げておく。

例えば、購入してきた刺身を茶碗にもったご飯のうえにのせて、醤油をかけるだけでも料理と読んでもいいと思う。

卵かけご飯にキムチを一緒に混ぜて食べるのも料理だ。

ハードルを高くし過ぎてしまうと、自分ができていないようで苦しくなってしまうから。

ランニングを、100m走っただけでも練習したと言っていいように、ゆるく物事と付き合っていくと自分を肯定できるようになる。

料理は、外食するときには得られない自分を肯定してくれる何かがあって、続けていきたい理由だ。

カレーを作れば、夜にカレーライス。

次の日の朝は、カレーうどんを楽しみ、ちょっと余っていれば、ドリアをつくる。

いろんな工夫を思いつくたびに、なんだか嬉しくなるから不思議だ。

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