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推しがいるだけでハッピーライフ

『根っからのオタク気質』
自他共に認める生まれ持った一種の才能だと感じている。

生まれて22年たった今、”推し”の存在は私の人生のほとんどを占めている。

初めての推しができた

私の推し遍歴を辿ると ”推し” の原点となったのは、K-POPアイドルだ。
私にとって、初めて何かを好きになり、熱を注いでいたのが
ちょうど少女時代やKARAなど韓流ブームが再発した頃だった。

ひたすらYouTubeでこれまでのステージを見ては、ダンスを覚え、
ノートの隅っこに見よう見まねのハングルを書いてみたり…と
韓国の音楽番組やバラエティー番組など無知な言葉と闘いながら
必死で見ていたのを覚えている。

しかし、私が応援するグループはすぐ解散する事件に見舞われた。
最推しにあたるグループの他にも、保険として新たにハマったグループ(すぐ色んなグループに目移りしてたのもあるが)も多く、必死だった。
だが、初めてのLIVEやリリイベ参戦、遠征などに明け暮れ
人生の半分はK-POPオタク
、「好きなもの=韓国アイドル」と即答するほどK-POPオタクとしてそれなりに楽しく長年生きてきた。

第二のオタク人生のスタート

時がたち、私は大学生になった。
そんなある日、ずっと好きだったK-POPグループの推しがグループ脱退。
私のHPは0になるほどの大ダメージ。
俗に言う「○○ロス」に当てはまる。何も手がつかなくなった。
(今でも完全体のグループ曲を聴くのはしんどい程の大ダメージを受けた)
推しと話したくて(コメントしたくて)、推しの話す言葉が理解したくて、
勉強し始めた韓国語も、
疎いながらもSNSでオタ友と繋がり、推しの好きを共有したのも
私にとっての初めてが一人の”推し”から始まり、
一瞬にして終わりを告げた


そんな時、元々音ゲーが好きで手持ち無沙汰から新たにゲームを始めた。

『あんさんぶるスターズ!!(あんさんぶるスターズ!)』のリズムゲームが配信開始されると大学の友人から聞き、興味本位で始めた。
そこから、二次元の素晴らしさを知り、二次元の奥深さにまんまと沼り、
第二のオタク人生がスタートした。

ゲームをスタートし、"推し"になった子は新ユニットのメンバーである
『白鳥藍良』だった。今で3次元の推ししかいなかった私にとって、
2次元への入口、ドアを叩くきっかけをくれた子。かわいい。()

他にも、流星隊の仙石忍くんやCrazy:Bの桜河こはくくん、
Ra*bitsの仁兎なずなくんなど可愛い子に出会い、愛でるオタク人生が始まった。

ゲームを始めてからどうしてもこの子がガチャで出したくて、
初めて課金というのを始めた。
出てこない…追加(チャリンッ)…出てこない…どうして..??の攻防を
今まで2次元オタクの皆様は続けていたのかと思うと震え上がった。

だけど、出てきたら全てがチャラになるほど推しの笑顔は尊い。
推しは回復魔法が使えると思う。(自論)

2次元にハマったことで3次元推しとの違いに痛感したことがある。
ビジュアル(特に髪色)が変わらず、成長速度が遅い!!
今までになかったことに驚きと悲しみはあった。

しかし、前推しが脱退したオタク(私)にとって、サ終(サービス終了)しない限り推しがいなくならないことが嬉しかった。

2次元にハマったら案の定、【声優】の存在を知るわけで、
現時点での最推しがいる声優界隈というのに足を踏み入れた。
初めての朗読劇、ラジオイベント、公録などこれまた初めての経験をすることになった。時間や経済的にもK-POPオタクとして過ごしてきたあの時より
今はたくさんの余裕があることでフッ軽に飛び回り、声優界隈の推し事(?)に熱を注いだ。

SNSも普及し、同界隈のオタクさんたちと繋がり、グッズなどで映えを狙ったり、マウントの取り合いをする。知りたくないこともすぐに知れるようになり、『自衛』が大事だということを学んだ。まだまだ2次元・声優界隈は分からないことも多いが、相手に迷惑をかけない自分のペースでオタクすることを心がけたい。

オタクとして生きる

この時点で3回も"推し"が変わっている。とにかく何かを好きになり、ハマり続けているのだ。

そして、現在進行形で新たに気になる"推し"になりそうな存在ができた。
その推し(仮)というのが『Snow Man』さんである。

特に気になっている方が「阿部亮平」さんだ。
初めてお目にかかったのは、確かTVで放送されていたクイズ番組に出演していた時だと思う。

姉が元々『Snow Man』さんを好きだったこともあり、
自宅のTVには、毎日のように『Snow Man』さんが映っていたのをきっかけに密かに気になり始め、今では沼につかる寸前まできてしまった。

まだ片足を突っ込んだだけの茶の間オタクとして暗示をかけている状態ではあるが、きっとこれはもう落ちている、、アイドルって素晴らしいな。(確信)

だが、J界隈はほとんど未知に近い。
これまで足を踏み入れたことのない界隈である分、
踏み込むと怖いなと思っている。
今しばらくは、身内にいるJオタさんに優しくしてもらいながら
密かに生きていようと思う。


一度何かにハマると、とことん飽きるまでハマる。
"推し"が絶えない『根っからのオタク気質』に終わりがあるのか。
私からオタクを取り上げると一体何が残るのか、
色んな界隈を渡って培った自分なりの "推し"との向き合い方、
オタクとしての生き方を含めて、
これからも推しは推せるときに推そうと思う。

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