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HSS型HSPの退職リポート

こんにちは。nitoです。
現在再就職に向けて心を整えるお休み期間の真っ最中です。

HSP気質の強い私nitoは、これまでも転職を繰り返してきました。
人間関係、満員電車、業務内容、いろんなことがストレスになり、
体調を崩して退職、少し回復してくると気合で再就職、
またストレスで体調を崩す、退職をする、気合で再就職、
この繰り返しで37歳まで来てしまいました。

もうこんな人生は嫌だ。
一旦立ち止まり、自分を乗りこなす術を身に着けたい、と考えています。
そこで今日は、体調を崩すに至った経緯を少し整理してみたいと思います。

9月に退職をした職場は、
以前から働きたいと思っていた憧れのインテリアショップでした。
「作り手の温度をお客様に伝えたい!」
そんな熱意をもって働き始めました。

家具の世界は奥深く、学ぶことばかりで、
勤務時間中はもちろん、帰宅後や休日でも、
本を読み、ネットを漁り、常にアドレナリン全開で勉強をしていました。

学びが深くなるにつれて、お客様が指名してくださったり、
先輩方に頼りにしてもらえる場面が増えてきて、
インテリアの世界で働くことにやりがいを感じていました。

そんなある日、朝まで続く長い悪夢を見ました。
殺人鬼が現れて、友人たちと逃げまどう夢でした。
次の日、目の前で見知らぬ人がひかれる夢を見ました。
こんなふうに人が死ぬ夢が3か月ほど続きました。

こんな夢を見始めたころに「夢占い」を検索すると、
「人が死ぬ夢は、いいことが起こる前触れ」なんてことが書いてあり、
頑張っているから報われるタイミングなのかと期待したりもしましたが、
1か月もたつと、眠ることが怖くなっていき、
3か月目には、「疲れた…休みたい…」が口癖になっていました。
熟睡できなくなっていたんだと思います。

「まだまだ知識が足りない!」とさらに勉強に時間を割き、
悪夢で眠れない日々が続くと、小さなミスを繰り返すようになりました。
そうなると、上司からは嫌味を言われるようになり、気にして落ち込む。
私はどんどん負のループに飲み込まれていきました。

そしてついに、9月8日の朝、ベッドから起き上がれなくなりました。
激しい眩暈と耳鳴りと吐き気…。
泣きながら上司に休む報告をし、そのまま療養期間に突入。
1か月たっても症状は治まらず、退職することになってしまいました。

今こうやってあの時の私を俯瞰して見ると、
そりゃあアクセル踏みっぱなしじゃ疲れちゃうよなあ、
時々は休まないとなあ、
と冷静に思えるのですが、当時は思えませんでした。

突然電池が切れてしまったような、
心にぽっかりと空いた穴にはじめて気づいたような、
全てを失った感覚になったことを覚えています。

ストレス耐性が低く刺激を受け続けているのに、
気づかずにアクセルベタ踏みで頑張ってしまう。
気づいたころには心と身体が悲鳴を上げている…いつものパターンです。

この「お決まりのパターン」というのは、いつも自分を絶望させ、
私を嫌いになる材料になってしまっています。
HSP気質のほかの方も同じように苦しんでいるのでしょうか。

せっかくのお休み期間、
生きづらい私の一番の理解者になるべく、
noteの皆さんの記事や、本などから、たくさん学びたいなと思っています。

まとまりのない文章、
最後までお付き合いありがとうございました。
よい一日を。

nito








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