おひとりさまの方がよい日本

もう共同親権自体やめて母親単独親権にすればいいのは、婚姻中だって父母で意見が対立することがあるので父親の権利など消してしまって母親が自由に決められるようにすれば争いはなくなる。

無論であるが、父親という存在はこれで尊重されることがなくなるので、男にとっては最初から結婚する意味はなくなるのである。子育てに参加できないのだから当然である。

まあこの人は前提として離婚後単独親権で母親単独親権という決めつけがありそうだけれど、婚姻時も未婚の母と同じく母親単独親権にすれば単独親権にしたいとかいう希望も何も必要ないのである。最初から「父親」という存在を排除してしまえば母親が全権を握れるということになる。

父親を親という立場から排除したのにも関わらず父親として養育費という金だけ払えというところが一番問題である。父親という存在は排除するしもう子供について一切口出しもさせない、父親はどっかいけ!と言っていながら養育費だけは払えというのである。彼女らの話を聞くとそもそも男性は最初から女性に近づかないのが正解というのはこういうご都合主義があるからである。
もう男には何の権利も認めないが、ひたすら黒子として母親に金を出せというのは男を債務奴隷扱いしているわけなので酷すぎということになる。

こうやって金を払わせておけば男は離婚後も財政的危機のために再婚なんてままならないわけである。まあ、フェミさんの妄想では男は何千万、何億の収入のある男性だからたかだか月数100万円の養育費で文句を言うのがおかしいと言い出すかもしれないのであるが。

で、その養育費を使って(養育費は母親に向けて送られるお金であるからその使途に制限などない)新しい恋人とデートして、再婚することになったらもうハガキ一枚で「子供は養子縁組するのでお前とは縁切りです。バイバイ」で関係は永久に切れるわけである。

この弁護士さんが主張している現在の制度のままでは、もちろん、こう葛藤なんだから親子面会なんてさせませんという関係では、父親の方は離婚というか、母親による子連れ別居が最後の別れで、それ以降金だけ払わせられていきなり再婚で勝手に養子縁組されて関係が終わるという悪夢のような状況になっているようである。もちろん、悪夢なのは父親側だけで、母親は幸せな再婚なのだからもう元の夫のことなんて考えたくないということになるだろう。

こういう話はこれまでは隠されてきたことでもあった。私もネットでこのような実例を聞くまではまさかと考えていたことであったが、現実、今の制度ではこの弁護士さんのいうとおり、離婚で親権の9割が母親が取る以上は男側は地獄の様相であることは間違いないようである。

無論のことであるが、これまでは養育費の支払い率自体が少なかったわけで、支払われたとしても数ヶ月くらいのいわば、親子の縁を切る時の餞別がわりになっていたわけである。これを今は父親が母親に強制的に支払続けるものにしようという話になっているわけであるから、父親は離婚においてかつてよりさらに負担が大きくなっている。

もちろん、母親から父親に養育費が支払われることは3%程度であり、最新のデータでも10%も行っていないので、ほとんど例外的だと言って良い。

つまり男は結婚においてこれまでよりも大きくリスクを取らなければならないし、負担も増やせ、けれども利益はないよということになる。

女性、フェミニストたちにしてみればなぜ男が幸せになるような選択が必要なのかと悩むのはまっぴらごめんだというかもしれないが、男だって幸せを求めて何が悪いということである。

そんな不幸を求めるために結婚するならそもそも男も結婚しない方がマシということになるわけである。

女性たちも「おひとり様」とかいうわけであるから、もうフェミニストではない女性と結婚するなら別だけれど、進歩派の離婚上等フェミニストたちとは結婚しない方がいいんじゃないかというのが男の常識にすべきだということになるだろうと思う。女性もおひとり様の自由を保障してあげるべきなのではないか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?