2024年は

(論壇時評)2024、民主主義の行方 「壁」乗り越えるために、一歩 政治学者・宇野重規
https://www.asahi.com/articles/DA3S15827317.html

宇野先生はこの「壁」をどう見ているのかよくわからない。多分、自民党が悪い、ネトウヨが悪い、愛国者などこの国には不要であるという「壁」なのかもしれぬ。

けれども、今は明夷の時である。今、悪口を言われ、艱難に遭っている人は明が破られているわけである。しっかりと耐え忍ぶべき時と言えるだろう。むしろ、この世を覆っているのは暗君である。暗君は調子のいいことをいくらでもいうけれども、現実の役に立つどころか害悪を撒き散らしているわけである。いう人は嘘ばかりで成り立っているのでその嘘を指摘されることを嫌う。

多分、冬至占から見れば来年の初め頃に調子のいい人たちは後半には没落の憂き目に遭うのだろうと思う。なので、今は箕子のように狂人のふりをしてでも逃げるのが正解なのかもしれない。

殷の紂王は叔父の比干が紂王の乱行について諫言したことが気に入らずに「聖人の心臓には七竅があるそうだからそれを見てみたい」と言って比干を殺してしまったのである。

箕子は比干の兄弟であったが、比干と同様に紂王に諫言したけれど、一向に聞き入れられず、比干が殺された後は発狂してしまい、紂王に牢屋に監禁されたわけである。

周の武王が牧野の戦いで紂王を破った後に箕子は牢獄から救出されたが、周には仕えずに朝鮮半島に殷の遺臣を引き連れて移り住み、箕子朝鮮を建国したとされている。

今は箕子のような人たちがネットでは馬鹿にされている時である。馬鹿にしている方には残念ながら知性も教養も欠けている。一生懸命に仕事をしている人に向かって「増税メ⭕️ネ」なんて言って悪口三昧で人気を得ている人たちは恐らくは殷の紂王の小型版のような人たちだということであろう。

彼らには何の見識もなく、ただ悪口だけで生きているわけである。無論、紂王の専制時代には比干のような義人は殺されてしまうということである。なので、紂王に対しては最早まともなことを言っても聞いてもらえることはないので、まともな人こそ狂人のふりをするしかない時ということであろう。

この宇野先生の記事を見ても、さすがに野党を手放しでは歓迎していないというのはそういうことであるのかもしれない。

来年はまともな人ほどUFOとか幽霊の話をして月間ムーを読んでいるんだよアピールが必要なのかもしれない。

恐らくはまだまだアベ政治を許さないとか、ガザのテロリストこそ正義!とかプーチン万歳という人がのさばってくるのかもしれない。そういう人たちに与すると後が大変そうである。そんな話をするよりもUFOはエイリアンクラフトかどうかの議論をしている方が良いのかもしれない。

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