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初めて「献血」に行ってきた



もう一週間ほど経ってしまいましたが、先週、初めて献血をしてきました。

献血と聞くと、「痛いものだ」、「なんか少し危なそうだ」、そんなイメージを持っている人も多いかもしれません。実際、自分もそんな感じだった。でも、「そんなことないよ」と皆さんに伝えるためにも、せっかくなので僕の実体験を書いておこうと思います。

結論から先に言ってしまえば、僕が献血を終えて一番に伝えたいと感じたのは、「献血って"普通"のことなんだ」という発見でした。



先週、僕は元々その日に献血へ行こうと思ってはいませんでした。午前中に目当ての買い物を終えることができたので、駅周辺をぶらぶらするか、と思い向かった先に献血バスが来ており、献血への協力を呼びかけていたのです。

それまでの僕にとって、献血は 「いつかやってみたいこと」 でした。それは、保険の授業で学んだり、知り合いから献血に行ったと聞いたりして、いつか自分も経験できたらいいな、という思いがあったからです。とはいえ、自分から能動的に調べるということはしてこなかった。
そんな中で訪れたチャンスに、僕はすぐ「今日献血をしてみよう」と心を決めたのです。

が、やはり怖さもある。とりあえずトイレに行く自分。決心が折れるの早すぎ。それでも僕の背中を押したのは、「新生活だからこそ新しいことにチャレンジしよう」という日頃から決めていた思いです。スッキリして手を洗いながら、再度心を固めた僕は、受付へと向かいました。


その時の時刻が12時半頃、受付の人に尋ねたところお昼を食べた後の方がいいという話になり、説明書だけを貰い食事をした後戻ってくることにしました。(因みにお昼は元々予定していた二郎系ラーメンを食べに行ったのだが、「せっかくだから」と入れたニンニクが思ったより多くて食べるのがキツかったという間話がある)

さて、休憩も入れてから駅へ戻り、遂に献血へ。まず初めに書類を書き、初回だったので簡単な説明を受けました。他には、注意事項の確認などもしました。
続いて医師による問診。ここでは睡眠時間や体調などについて、簡単な質問を受けました。また、この前の時点で500mlのスポーツドリンクを渡されており、献血前に半分は飲むように言われました。

そして献血バスへ。待ち時間もなく入ることができ、献血前に血液の濃度などの確認を受けました。指に極小の針を刺され、血液を採取してもらいチェックを受けましたが、この針も全然痛くなかった。

全て問題なしということで、遂に献血をすることに。寝椅子に横たわり、腕を差し出し待機。この時にはもうかなり緊張していて、「緊張してますか?」と聞かれた時は、即座に「緊張してます」と答えてしまった。「刺すときはちゃんと言いますからね」と言われたのだが、「いや言わなくていいんじゃ?」って内心思ってた。

そして満を辞して訪れた「刺します」というセリフ。もうかなり覚悟を決めて迎え撃ったのですが、結果は…………「あれ、こんなもん?」という感じ。全然痛くない。なんなら予防接種の方が痛いくらいだと思う感じ。その後は、残りのスポーツドリンクを少しずつ飲むように言われ、時々流れる血を眺めてみながら待機。気分が悪くなることも全く無く、血が抜かれているということに半信半疑になりながらも、ほんの10分ほどで、無事に400mlの献血を終えました。

献血を終えた直後は少し休むように言われ、隣のテントで20分ほど座って休憩。献血カードを貰い、お菓子や飲み物なども自由に頂きました。
そして全てが終わって大体40分くらい。お礼を言いテントを出た僕は、「献血ってこんなに簡単なことだったんだな」と思ったのです。



これまでの僕は、献血と聞くと何かとても凄いことのような気がしていました。献血ができる人はとても勇気がある人なんだ、と。でも実際はそうじゃなかった。もちろん、自分の血を分け与えるっておいそれと出来ることではないし、少しの勇気も必要。でも、献血って思っていたより全然誰にでもできる普通のことだった。そして、世の中が献血をすることを特別なことじゃなく、もっと普通のことだと思えるようになったらいいなと、感じました。


その後、買い物などをして帰りましたが、体調を崩すことなく無事家に帰ることができました。献血をした日には、水分をいつもよりしっかり摂ることや、激しい運動をしないことなどに気をつける必要があるようです。


僕は、次回からは自ら調べて献血に行こうと、もう決めています。400ml全血献血は、男性は年に3回することが可能。献血をすることを習慣に、僕にとっての普通のことに、していけたらいいなと思います。


献血に興味があった人も無かった人も、そして何か新しいことにチャレンジしたい人も、ぜひ献血に行ってみてはどうでしょうか。あなたにもきっと出来る、普通のことです。少しの勇気をもって、ぜひ一歩踏み出してみて下さい。



読んで下さりありがとうございました。

それでは。






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