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小児期にBCGワクチン摂取が新型コロナ(COVID-19)の罹患を予防するという発想が否定された

イスラエルからの報告。小児期に
A: 1979から1981年生まれの(39-41歳)BCGワクチン受けている
B: 1983から1985年生まれの(35-37歳) BCGワクチン受けていない
A、Bを比較。。
72,060人のPCR検査結果を見返してみると、
Aは 3064 人いて、陽性: 361人
Bは 2869 人いて、陽性: 299人
  (差1.3%; 95% CI, 0.3% -2.9%; P = .09)
陽性率に有意差はなかった。

10万人あたり陽性者にも有意差はなかった。(差21/10万人; 95% CI, 10-50 per 100 000; P = .15)
この研究の限界としてはこのグループの中にイスラエルで生まれていないBCGワクチン接種歴が分からない人が含まれていること。
とはいえ、この研究から、小児期にBCGワクチン摂取をすることがCOVID-19の罹患を予防するという発想は否定された。

https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2766182

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