見出し画像

報われない努力って、やっぱりある【500文字ぐらいのひとりごと 7】

「努力は必ず報われる」
という言葉が昔から好きではなかった。絶対そんなことはないと思っていたから。

中学のときの合唱コンクール、5クラス(いろいろあって実質4クラス)中、自分のいたクラスだけが金賞を取れなかった。どのクラスよりも一番早く練習を始めたのに。この経験は良くも悪くも大きかった。


「正しい努力は報われる」
という人もいる。確かにそれはそうなのかなと思う。でも、何が正しい努力かなんて誰にも分からない。

だから結局、努力ってなんだろうと考えることが増えて、いつしか「努力をするという」考えが自分からなくなってしまった。


アナウンサーになるために2年レッスンを受け続けて、事務所に所属もできて、まだ数は少ないけど時折仕事もこなしている。それが実現できているのは、努力をしたからなのかもしれない。

でも、やっぱり頑張っても難しいよなって思うことがある。自分の意思だけではどうにもならないこと、相手がいること。

すべての努力が報われたら、きっとみんな幸せに生きている。
そうじゃないから、苦しんでしまう人もいる。世の中ってそんなものなのかな。


今日はあまりいい1日ではなかった。明日はいい日になりますように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?