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本気でやってみたいこと

こんにちは。
今日読んだ本の中に、すごく心に引っかかる言葉がありました。

それは、一生懸命と本気は違う、ということ。
一生懸命はプロセスのことを指し、結果は問わない。
それに対して、本気はプロセス、結果全てにおいてのことで、
成果についても徹底してこだわる。

「これだ!」と思いました。
自分に圧倒的に欠けていたのは、「本気」だ、と。

たまに頑張ったり、たまに楽をしたり、何事も中途半端にやってきました。
新卒で内定が決まった会社を、気が変わったという自分の適当な理由だけで入社前に解雇になったことは、今思い出してもとても恥ずかしい過去です。
かといって、何かにひたすら打ち込むわけでもなく。
自分と周りに言い訳をして逃げてきたとも言えます。

でも、やっぱり一度きりの人生、本気で生きてみたい。
プロセス、結果全てにおいて、納得してやってみたい。
自分の本気になれるものは何だろう。
自分を本気にさせてくれるものは何だろう。

考えて出した答えはやっぱり、「クリエイターとして本気で生きる」ことでした。

私は、高校2年生の頃に出会った、ゲームクリエイターの飯野賢治さんが書かれた
「ゲーム」という本に大衝撃を受けて以来、クリエイターにずっと憧れてきました。
最初はゲームを作りたいと思ったのですが、正直ゲームを好きかと言われればそこそこ好きでしかなく、飯野さんのようにゲームを作るのは無理だと分かりました。

ゲーム以外のジャンルでは、私は音楽がずっと好きで、作曲のようなものをここ10年趣味で続けてきました。
最初は何も知識がなく、でもだからこそ作曲自体が純粋に楽しかったです。
でも、色々なノウハウ本や人からのアドバイスを聞くにつれ、作曲というものが素人が簡単に手を出せる領域には無いこと、そして自分にはそこまでの才能が無いことに、10年かかってようやく気が付きました。
認めるのはとても辛いことでしたが、それからは大分気楽に生きられるようになった気がします。

そして、最後に残ったのが、文章を書くことでした。
私は小学校2年生の頃に担任の先生に自作の詩を褒められたのをきっかけに、作文や小論文で良い成績を収めたり、大人になってからは新聞投稿にも頻繁に採用されるなど、特に分かりやすく簡潔な文章を書くことには自信があります。

文章を書くなんてそんなに大したことではないと、自分では軽く見ていた節もあったのですが、それは大きな間違いでした。
自分の周りを見渡してみても、ブログなどの長文で発信している友達は少なく、
もしかして自分の文章能力は、どこまでかは分からないけどある程度通用するのかもしれない、と思い始めました。

そして、noteやワードプレスで自分のブログを書き始めて、今に至ります。
文章は、書くこと自体は難しくありませんが、人に伝える、伝わる文章を書くのは決して簡単なことではないと日々痛感しています。

クリエイターとして、一人の書き手として、本気で生きる。
それが、これからの私の決意表明です。

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