見出し画像

それってあなたの感想ですよね(51回目)〜風に吹かれてひとり旅【番外編】〜



新幹線って、なんだか普通の特急電車みたいになってしまった


最近、ひとり旅に出ることが多くなってしまったのだが、


ふとした瞬間に


気づいたことがある



なんか新幹線に“特別感“がなくなってしまった




幼い頃、オカンが実家の尾道に里帰りするときに


新幹線に乗ったものだった


まだ東海道新幹線に食堂車やビュッフェがあった頃だ


もちろんお昼またぎで移動することとかあまりなかったので


食堂車やビュッフェはほとんど利用することはなかったんだけど


名古屋の田舎町で育った子供からすると


新幹線の特別感はハンパなかった


そもそも今のように数分間隔でやってくることなどなかった時代


しかも名古屋から乗るので、早めにホームに着いて待っている


ホームでの高揚感は格別なものだった



まぁ、名古屋から乗って福山まで新幹線


そこから山陽本線で尾道までの行程



これが東京から乗っていたとしたら、


富士山などが見えて、またテンションの上がり方とかも変わっていたかもしれないのだが



それでも車窓からの景色は子供心にも感動するものがあり


窓の外を眺めているだけで楽しい時間を過ごせたものだった




そして、新幹線といえば冷凍みかんと

恐ろしく固いアイスクリームだった


アイスクリームはおそらく300円ほどだったと思うのだが、


昭和50年代中頃はアイスクリームの値段が


カップで50円とかだったので、


まだプレミアムアイスクリームとかが普及していない時代に


この新幹線アイスはご褒美アイスだった



ちなみに今も値段は300円前後なので、


この物価に関しては時が止まっているのかもしれない(笑)


ちなみに現在のアイスがこちら。


ストロベリーにしてしまった。


そしてスプーンは手の熱でアイスが溶けて食べやすくなるスプーン(別売り)


大人買いでセットを買ってしまった


ただね、もう令和も3年


世の中にプレミアムアイスクリームが溢れ


スーパーやコンビニで買えてしまうのよね



ドキドキワクワクしながら、新幹線のチケットを握りしめて乗っていた少年は


新幹線eチケットで、Suicaピローンと乗車し
いつでも食べられるアイスを食べるオッさんへと変貌したのである。


まぁ、それでも新幹線に乗るという行為は
今でも楽しいんだけどね。


飛行機とはまた違う感覚があるんだよね。


風に吹かれてひとり旅


まだまだ日本のどこかに


まだ知られていない楽しみ方が残っている


次はどこへ行こうかな



ここまで読んでいただきありがとうございます
お手数ですが
         ↙︎
      ↙︎
   ↙︎

スキ❤️押してってくださいなっ

            ↙︎
          ↙︎
       ↙︎
     ↙︎

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?