見出し画像

それってあなたの感想ですよね(29回目)〜世の中に当たり前のことなんて無いんだよ[入院編](第八夜)


さぁ、この物語のクライマックスがそろそろやってきますよー(๑•̀‧̫•́๑)


入院して、はや3週間が過ぎようとしていた。

ようやく手術することが決まった。


入院している病院のスタッフは


みんな祝福してくれた



まぁ、こんなことは無いのだけれども


全てが一週間後の手術に向けて進んでいた


ただ、あと一週間でこの病院を出ていくのかぁと


なんだか寂しい気持ちにもなった



オペが決まったので、リハビリはとりあえず中止


療法士はその後来ることは無かった


手術前日まで、いつもの毎日も


特別な一日一日となっていった


毎日のご飯も、検温や血圧測定も


清拭や陰洗も



入浴の日も



そして、整形外科へ向かう日が来た


部屋の持ち物を片付け、


部屋着から、着てきた服に着替え


ストレッチャーで部屋を出る


もうこの部屋には戻ってこないんだ


その日の担当の看護師さんや介護士さんが


エレベーター前まで見送ってくれた


「手術が無事に成功することを願ってるよ」


涙が出そうになったが、


ストレッチャーに寝ていたため、涙が頬をつたうのまでは我慢できた



最後の介護タクシーである


これで転院したら、後は治るのを待つばかりだからだ


そして、整形外科に到着する


個室は空いていないので、大部屋へと移された


明日は手術の日


その前にお通じがなければならないらしく


どうしても出なければ下剤だそうだ


とりあえずなんとか出そうなので、


その旨を伝えると


「トイレあちらにあるので、いつでもどうぞ」


はあぁ?


今見てましたか?


ストレッチャーで入院してきたんですよ


動けないんですよっ


一人で歩けとおっしゃる?💢


「いやぁ、あのー、前の病院だとオムツあててもらってたんですけど」と答えると


「じゃあ、坐薬入れるので、痛みが引いたら
トイレ行ってください。
オムツとかっておじいちゃんじゃないんだからぁ」


ナニ、この塩対応💢



おいおい、看護師の態度が全然違うのう


それでも、なんとか座薬が効いたのか


足の痛みが和らいだので、


付き添ってもらい、歩行器を使いながら


ヨタヨタと歩き、トイレへと行く


なんとか用を足し、ベッドへと戻る


お昼ご飯を食べたら、ウトウトと眠くなり


気づいたら寝てしまっていたようだ


すると、一人の看護師が申し訳なさそうにカーテンをめくり


「あのー、無呼吸の症状出ちゃってますよね?」と。


あー、そういえば以前、睡眠時無呼吸症候群の診断をされてたっけ


「ありゃ、そんなにヒドかったですか?」と聞くと


「いや、そんなでもないのですが、ちょっと心配になりまして」


と言うと同時くらいに、バタバタと4,5人の看護師がやってきて


部屋を移動するという



そして連れていかれたのは


個室だったのだ




おそらく


(´-`).。oO(あいつのイビキがやっべっぞっ!他の患者からクレームくる前に隔離だな)



こうして、お望み通りの個室となりました笑


(ちなみに希望は出してたのですが、却下されたんです。しかしこの病室移動に関しては病院側の判断なので、個室料はかかりませんでした)

テレビは見放題で、室内灯も就寝時にはわりと明るめのものでした。



そこへウルフアロンが


あ、いや執刀医の先生がやってきてひと言


「明日、手術やる?」


お、おうっ、やるよ、やるっ笑


は、はぁ、やりますっ、お願いします。


なんともしまらないお返事をしてしまった。


これは説明すると、どうしても絶対やらなきゃならんってことではなく、
前日のこの時間であっても気がのらないなら中止することも可ですよということなのです。


ただ、オペをするからこの病院に来たので、
そこはやってもらわんとねぇ(≧▽≦)

そして、前日の夜は更けていくのであった


あっ、そうそう


夜中の9時過ぎたら水しか飲めないので、辛かったですよっ。


さて、いかがでしょうか?


明日はいよいよオペ当日です。


どうなることやら


明日までのお楽しみでございます


ここまで読んでいただきありがとうございます
お手数ですが
         ↙︎
      ↙︎
   ↙︎

スキ❤️押してってくださいなっ

            ↙︎
          ↙︎
       ↙︎
     ↙︎


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?