練習試合の場を自分で作る
可処分時間について書いた記事の中で、仕事は「試合本番」、社外でどれだけ練習するかが大事と書きました。
練習の中には、試合ルールを理解することや、ボールの蹴り方や、自分の得意分野と苦手分野を知ることなど、色々な意味が含められています。
その練習の意味を具体的に、自分に引き寄せて考えてみたので、忘れないために記録としてnoteに記すことにします。
それって学びからのレベルアップになってない
インプット方法は人それぞれありますが、私のやっている方法は、ざっくりまとめるとこんな感じでしょうか。
レベル1.セミナーや⼈の話からキーワードを拾う
レベル2.キーワードの意味の理解や全体像の理解を検索してWEBから拾う
レベル3.深堀りするときは本(同じ分野の本を最低3冊)
レベル4.その専⾨分野の⼈と話す
このインプットから「なるほど~!勉強になるなー」と感情が動く。
ここまでは知識をストックするという意味では良いのですが、
「勉強になるなー」で止めてしまうと、
具体的な変化が起きない=練習方法を学んでいるだけで、
技術が向上しないという事になります。
サッカーでいう、「ボールをこの角度で蹴ると真っ直ぐ飛ぶよ」という知識をインプットしているだけで、実際に蹴ってみることを試していないので、ただ知っているだけの状態なんですね。
知る/わかる/できる は意味が違います。
つまり練習試合にすら出場できないということです。
原因は、アウトプットが圧倒的に少ない事です。
仕事の経験がレベルアップするのではないか
では、アウトプット=仕事の経験を通じて、レベルアップできるのではないかという疑問が生まれます。
確かに、自分自身は経験から学ぶものって一番インパクトが大きいし、
経験からレベルアップできることってありますよね。
うまく行かなくても得た物が大きく、後々に自分の成長につながっていたり。
何年後かに、「あーあの時の経験が、今活きてるんだなー。経験しといて良かった!」と時間差で、その実感を得ることもあります。
でも、冷静に考えてみると・・・・
本業=仕事の成果は、自分以外の他人が評価するものということが、
隠れた前提条件であるとすると、
いきなり練習なしで試合本番って怖くないですか?
自分は経験できて良かったーと感じていても、社内の上司・同僚・部下
社外では、顧客や取引先等、同じように感じているでしょうか。
器の大きい、懐の深~い人が周りにいる人は幸せですが、
世の中そんな人間できた人ばかりではありません。
意外に、上司よりも部下の方が冷静に見ています。
だって、自分の上司が仕事できなかったら、腹立ちますもん。
「えっなに?この人、脳死しているの?」
って思います。
瀧本哲史さんの「人間のふりした猿になるな」という言葉を思い出します。
ちなみにこの本は10代20代向けですが、30代40代の人が読んでも面白いと思います。原点に帰るという意味でも、この本を読むと頭が整理されるのでおすすめです。
話を戻します。
自分のCANを明確にする
仕事で挑戦することが悪いということが言いたいのではなく、
仕事で経験=挑戦するからには成果を出さなければ、
自分の実績にならないということです。
実績がなければ、自分のCANを明確に言えないので、WILL=やりたいことの目標なんて立てられないんですよね。
これからジョブ型に切り替わると言われている時代で、
CANがない人はますます厳しくなると感じています。
実際、私自身が「将来、無職になったらどうしよう。。。」と不安になる事もあるし、危機感も感じています。
アウトプットの場を作って沢山練習しよう
本業の仕事で、挑戦できるような体制に整えるために、準備が必要です。
そう感じた私は、行動の変化を起こそう!と考え
アウトプットの場を自分でつくることにしました。
具体的に何をしたかというと、
グロービスの単科から学んでみよう!と7月から単科生として通い始めました。
予習・講義・復習(勉強会)の全てがアウトプットの連続です。
MBAを取ることが目的ではなく、アウトプットする場を設けて練習して、
本業の仕事で成果を出すことが目的です。
(正直、MBAなくても仕事で成果出している人は沢山いますし、
理論依存してしまうとただの頭でっかち=再現性のない人になってしまう気がします。)
なにより、一緒に学べる人と新たに出会えることが嬉しくもあり、刺激になっています。
学びからの気づいたこと
グロービスのクリティカルシンキングで学び初めて、まだ日が浅いですが
そこから気づいたことは、
アウトプットは数・数・数!とにかく数!
正解はなにか?ではなく、
どういうプロセスでその結論を出したのか
を明確にしておく事が重要だと感じました。
練習試合に出ること!そして本番試合で点を入れる事!
を目標に、練習を沢山こなすことにまずは慣れようと思います。
頑張れ自分。
最後まで読んで頂きありがとうございます。頂いたサポートは、ワークスクールや書籍に使い、この記事を書くことでお返しさせて頂きます!