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2023年 日産ナカメブログ的10大ニュース

こんにちは、日産自動車の小澤です。
2023年も残りわずかとなりましたが皆様、いかがお過ごしでしょうか。私は最近太り始めてきて「痩せなきゃ!」と思っているだけの日々を過ごしております。

ということで(?)今年も例年通りコネクテッドカーオフボード開発&オペレーション部で働くメンバーが選んだ2023年 日産ナカメブログ的10大ニュースをお送りしたいと思います!


10位:ルノー・日産・三菱自動車、新たな章の始動

3社のアライアンスをより高いレベルに引き上げる事を目指した新たな取り組みを発表しました。私がこの部署に異動する前、ルノーのエンジニアと一緒に仕事をすることがありました。考え方や業務の進め方が異なり苦労することもありましたが、最終的にはルノー・日産共同で開発した部品を世に送り出すことができました。それぞれの関係性が変わってもアライアンスで協力しながら良い車を世に送り出せればいいなと思います。

9位:グプタ氏 退任

弊社の最高執行責任者として尽力してくださったアシュワニ・グプタさんが、新たなキャリアを追求するために退社することを発表しました。グプタさんは様々な現場に足を運んでおり、中目黒オフィスにも実際に来ていただきました。当時の担当者に話を聞くと

ホワイトボードをつかったり、現場の人間にも分かりやすく、コミュニケーションを取っていた姿が印象的でした

と聞いています。この話からも現場への関心の高さと対話を重視していたことが分かります。もし、私が日産で偉くなったら現場へ足を運んで、積極的にコミュニケーションをとっていきたいです(偉くなったら、、、遠い目)。

8位:コロナ明け ~3年ぶりの日常~

新型コロナウイルスの5類引き下げに伴い旅行、ライブ、イベントなどの規制が緩和し、コロナ前の景色が戻ってきたようなきがします。そして、それは社内のイベントも同様です。今年の5月にはNissanConnectアプリの理解を深める一環として新しく異動してきたメンバーでアリアやリーフを借りて中目黒-お台場間の試乗会を行いました。この試乗会を通じて電気自動車を初めて充電する人がいたり、NissanConnectアプリの改善点を見つけたりとユーザー目線に立って我々の車やサービスを見直すことができました。このような生きた経験はオフラインイベントだからこそ味わえるものだと思います。

7位:ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム発売

ニンテンドースイッチから5月12日(金)に発売されたゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダムが7位にランクインです。世間的にも話題になったゲームカセットですが、私達の部署でも話題になりました。買った人に話を聞いてみると非常に面白く大変満足しているが、睡眠時間が無くなるのが唯一の悩みとのことでした(笑) 是非、皆様もプレイしてみてください!


6位:Generative AIが身近に

Chat GPTをはじめ、様々な生成AIが数多く誕生し我々の生活にも身近になったと感じます。そして、それは私だけでなくメンバーも感じていたようでChatGPTにナカメブログの記事を書かせようとした試みもありました(以下参照)。今や生成AIは検索、翻訳、質問、勉強、コーディングなど様々な分野でその力を発揮し、仕事の効率化や便利な生活に貢献してくれています。今後、さらに開発が進んでより高度なAIが誕生したらどんな世界が待っているのか、目が離せません。



さぁ、ここまで10位から6位を私からご紹介させていただきましたが、残す5位から1位はナカメブログの編集長、柴田さんにお願いしたいと思います!

はい、では、ここより柴田よりご紹介させていただきます。みんなが選ぶ日産ナカメブログ的第5位は…

5位:日産90周年

12月26日に日産自動車は90歳の誕生日を迎えました。90年前の1933生まれのお友達を探してみたところ「キングコング」「モノポリー」「FMラジオ」などがありました。どれも今でもみんなが知っていますね!90年の道は平坦ではありませんでしたが、そのバトンの重みを感じながら次の100年を作っていきたいと思います。

4位:Flutter化プロジェクト完了!

5月に記事を書きましたが、今年Mobile Appチームを中心に進めてきたNissanConnectアプリのFlutter化プロジェクトがついに完了しました。実は、このプロジェクトはさらに大きな目標を見据えた第一歩だったのですが、見事にプロジェクトを成功させ、チームはその次に向かって全力で走り出しています。繰り返しになりますが、仲間は常に募集中です!


3位:新メンバーいらっしゃる

毎年このニュースが上位に入ることがとても嬉しく、様々な個性が混ざり合ってより大きな風を起こす。そんな期待感でワクワクしています。特に今年は社内異動で飛び込んできてくれた仲間たちの存在が、いい意味でこれまでにない空気の流れを生み出してくれたと感じています。経験者採用で仲間になってくれた力強いメンバーと共に、もっとワクワクを作り出していきます!

2位:オフラインイベントの復活

8位でコロナ明けに伴う社内イベントの話をしましたが、2位には社外のオフラインイベントがランクインしました。我々も4年ぶりに社外のオフラインイベントに出展、登壇、参加などを積極的に行い、皆様との交流を楽しみ、学ばせていただきました。Designship、Droidkaigi、Qiita Meetup、Design Matters、様々なイベントを主催してくださった皆様、我々のブースやセッションにご参加いただいた皆様、応援してくれた皆様、改めて感謝申し上げます。来年もよろしくお願いします。

1位:中目黒から横浜にお引越し

我々の部署は、様々な理由から中目黒オフィス、グローバル本社、日産先進技術開発センターと拠点が分かれておりましたが、良いこともあれば困ったこともありました。非常に多くの時間をかけて検討を進め、長期的にみて中目黒オフィスからグローバル本社に引越すことがよりスピード感を持って既存のサービスの体験を向上したり、新たなサービスやプロダクトを生み出していくためには最適であるという結論に至り、今年の10月に引越しをいたしました。引越しはしたもののまだリフォーム工事は継続しておりますため色々と手探りなところはございますが、新年からは中目黒オフィスの持っていた「コラボレーションを推進する」ような空間に生まれ変わる予定です。
出社時に日産グローバル本社ギャラリーの展示を見ると、90年にわたる歴史と今起きている変化、そしてこれからへの進化、それらの全てを大人から子供まで楽しめる空間になっていて、いつもワクワクしてしまいます。ぜひ、みなとみらいにお立ち寄りの際にはいらしてください!

これまで10大ニュースは私の記事として書いておりましたが、今年は小澤さんが自主的に手を上げてくれて彼が中心にまとめてくれています。その感謝も込めて、今年の最後は小澤さんにしめてもらおうと思います。

あ、すみません、その前に私から一つだけ。
「中目黒から引越したのにタイトルは日産ナカメブログなの?」と言われることが多いのですが、はい、日産ナカメブログは日産ナカメブログのままで続けます。ゆかりの土地の名前を冠した企業名やブランド名などは多く見られますし、90年の歴史を大事にするように、我々も中目黒オフィスの歴史を大事にし、それを胸に未来に進みたいという意志のもと、この名前を使い続けていきたいと思っています、今のところは。
ということで、来年も日産ナカメブログ、よろしくお願いします!

おわりに

こうして記事を通して振り返ると2023年は変化と多様化の年だったのかなと思います。コロナという未曾有の危機を乗り越え、新しい価値観・文化・サービスが生み出され多くの変化と多様性を社会にもたらしたと思います。そしてそれは自動車に関しても同じです。中国では新興の自動車メーカーから様々なEV、コネクテッドサービスが生み出され、世界的にも非常に存在感を放っています。ここで、この時代を表すピッタリな言葉を紹介したいと思います。

最も強いものが生き残るのではない。 最も変化に敏感なものが生き残る

これはダーウィンの著書「種の起源」から引用した言葉です。人々の生活やトレンドが目まぐるしく変化するこの時代では、現状維持では世界の流れから置いていかれてしまいます。そして自分自身でも常にアンテナを張り勉強し続けなければいけません。


という自戒の言葉を残し、積み上げられた専門書を冬休みに読んで勉強したいと思います(注意:勉強するとは言っていない)。皆様にとっても来年が良い1年となりますよう、スタッフ一同心よりお祈りしております。来年もどうぞよろしくお願いします!