自己紹介(社会人編④-恋愛編)

どうも、damehumanです。
本日も振り返っていきたいと思います。
ここら辺は振り返るのが辛い時期ですね。

24年独り身だった私についに彼女ができました。
そう書くと、とても喜ばしいことのはずですが、不思議と全く心が晴れず、いかにして別れようかということばかり考えていました。我ながら酷い話だと思います。結構強引な感じで話が進められてしまったとはいえ、結局付き合うことは自分で決めた癖に無責任な話だと思います。

とはいえ、このまま付き合っていく中で、好きになることもできるかもしれないという淡い期待も持っていました。彼女は当時大阪の実家に住んでいて、私は京都で一人暮らしをしていたので、週末はよく私の家に泊まり土日を一緒に過ごすという日々を送っていました。ただ会話が不思議と全く盛り上がらず、一緒に過ごすのは正直辛いなあと思い、よく映画などに誘っていました。映画を見ている間は一緒に話さなくて済むからです。

これもまた不思議だったのですが、私の中では全然会話は盛り上がらない感じなのですが、向こうは日に日に私にべったりしてくるようになってきました。私的にはこれが全く理解できなくて、私の何が良くてそんな風にしているんだろうとずっと思っていました。繰り返しになりますが、私は特にかっこいいわけでも面白いやつってわけでもありません。向こうからなぜ好かれているかわからない居心地の悪さをずっと感じていました。

おそらく彼女は、とても傷ついていた。だから私のような大人しくて話を聞いてくれるような存在に安心していたんじゃないかなと分析します。浮気とか傷つけられたりしなそうな無害な私に拠り所を求めていたんじゃないかなと思います。よくよく考えてみれば、私に反応してくれる女の子は、いつも話を聞くと、辛い恋愛の直後で傷ついていることが多かった。これは狙っているわけじゃないですが、私自身の持つ特性なのかもしれません。そんな大層なもんじゃないとは思いますが。

閑話休題

彼女は美大出身でデザイン会社にも勤めており、その界隈ではそこそこ結果を出しているようでした。よく私をデフォルメしたキャラクターを描いてくれました。ツイッターに投稿したらバズりそうな絵をさっとかける感じはかっこいいなと思っていました。誕生日にはブランド物のキーケースをくれました。そのキーケースは今もまだ使っています。ですが、私は彼女の誕生日になる前には別れないとなとなんとなく思っていました。いや思っていたというより、焦っていました。

彼女は29歳で、結婚などを考えるととても大切な時期なんじゃないかなと勝手ながらそう思っていました。だから早めに別れないと彼女の人生的にも良くないんじゃないと思っていました。何か理由をつけて別れようとそればかりを考えていました。今こうしている時間が申し訳ないなと常に思っていたような気がします。この時期は頭の中に常に憂鬱ごとがある感じでした。

ただ中々別れようと言い出すことができず、彼女が兼ねてからいきたいといっていた大分に旅行をすることになります。旅行の道中も何を話していいかわからず気まずかったことを覚えています。電車の中でもくっついてこられるのが申し訳なくて、苦しかったことを思い出します。彼女が結構雰囲気の良いホテルを予約してくれて、温泉に入って、食事をして過ごしました。そして夜になって寝る際に、実は3年くらい海外に出向になることになりそうと彼女に伝えました。これはもちろん嘘です。出来るだけ彼女を傷つけないよう、気まずくならないように言いたかったので、こんな風に言いました。

実はあんまり好きじゃないから別れてくれ、なんてとてもじゃないですが言い出すことが出来ませんでした。今こうして改めて振り返りつつ、最低だなと思いますが、当時の私もどうしていいかわからず必死でした。

海外出向をすると伝えると彼女は静かに泣き出しました。それを見ると苦しくなって、でも今すぐじゃないから大丈夫だよと伝えて、宥めながら、その日を終えたような気がします。あまり夜は寝ることは出来ませんでした。
最終的に彼女は泣き止みその日は事なきを得ました。そして次の日に大分から京都に戻り解散しました。家に帰ってすぐに爆睡をしたのを覚えています。

これは別途詳しく振り返るのですが、この頃は会社がとても忙しくなっており、さらに会社でも中々うまく仕事をこなせず、毎日会社に行くことが辛くなっていた時期でした。平日は辛い分、休日くらいはゆっくりしたいのに、休日になるとそれはそれで辛い日々だったことを覚えています。

旅行に行ってから1ヶ月くらい経った後くらいに、このままでは良くないと思って、彼女に電話をして別れる旨を一方的に伝えて別れることになりました。LINEにもメッセージや電話も沢山来ましたが、全て無視をしました。最低なことをしている自覚はありますが、当時仕事の方でもかなり追い詰められており、自分の中から一刻も早く負荷を減らしたいという気持ちで一杯でした。恋愛というものに対して大きな期待を持っていただけに今回のことで、かなり幻想だったなと思い、当分恋愛はいいやと思いました。むしろそれよりも仕事の方をなんとかしないとやばいという気持ちに切り替わっていきました。そうしてブラック企業編に続きます。(続く)

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