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『対等性が成長の流れを加速する』

前稿に続いて、『実戦交流研究』のオープンチャットでのコメントを記録として残しておく。以下は、その抜粋。

A:先生と出会わなかったらそんなことになってないですね。
B:ありがたいお言葉です。でも、みんなそうです。憧れる先生だけがプラスを与えてくれるわけではないと思っています。対等に話をしてこられた同僚の存在は大きい。教えてもらうだけの関係だと、人は育たないです。やはり、一緒に何かを成し遂げようとするから、日頃の頑張りを伝え合いたくなるし、失敗や困りを相談したくなる。そういうアウトプットとインプット、実践が日常化するのは、対等に話ができる同僚がいてこそだと思っています。このオープンチャットは、そういう場でありたいという願いから作っています。きっと、これからみんな同じ職場では働けない時がくるはずです。そんな時でも、同じような関係が続けられるSNS上の職員室のような場でありたいものです。

いくつかのオープンチャットやSNSグループに参加させていただいている。本当に学びが多く、新たな学び方が出てきたというイメージ。そういう参加させてもらう立場の学び方も非常に有効だが、それだけではいけないと思っている。
つまり、参加するグループと自分事のグループとは、自分の中で分けた方が良いということ。あるいは、オーナー側は、その違いを意識して運営すること。これが大切だと思っている。
参加するグループでは、曖昧ではあるがアウトプットする立場とインプットする立場とにスタンスが異なる。インプット側は、オーナーのアウトプットに対してコメントする形が基本である。有名所で言うと、オーナーである西野さんが2000〜3000文字の投稿をし、それを読んだりコメントしたりする『西野亮廣エンタメ研究所』のようなスタイルである。
自分事グループは、それとは違う。色んなメンバーが投稿しても良い。しかし、それは宣伝ではなく問題提起や提案であって欲しい。それについてメンバーであーだこーだ言い合う。イメージしにくいかもしれない。私のイメージでは、職員室の雑談に近い。
例えば…
A:運動会っているんですかね?
B:いるでしょ!だって、子どもを活躍させる機会を作ることになるじゃないですか!
C:でも、それだと時数がかかりすぎるでしょ?
A:いや、そこは割り切って指導すればいいんじゃないですか?
B:そんな中途半端ではダメですよ!全力でやり切らせるには時間はかかります!
みたいなやりとりって、よくあると思う。
それをSNS上で、文字として行いたいというイメージなのかなと思う。
子どもが生まれて、職員室でゆっくりと雑談する時間が取れなくなった。
一人で文章を書くも、何か味気ないし、発展性が見込めない。
習慣として文章を書くようにしたい。
そんな思いからオープンチャットを始めたいと思った。
それに、誰かの相談に乗りたい。その中で、自分の成長も期待できる。そんな想いである。
上に挙げたやりとりでは、オーナーを持ち上げる匂いがほんのりと香る。

コメントや投稿の敷居は低い方が良い。よって、どんな発言であっても、良いし、やりとりの数が多い方が嬉しい。だから、こういうのはダメ!という話ではない。
そういう『対等性』は常に持ち合わせたいし、年齢や経験年数、実践数は、自分のオープンチャットでは関係なくフラットであるというスタンスの方が面白くなるなという一考である。
自分の中で意識しておきたい。

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