流入数80%減でお亡くなりになったサイトの供養
インターネット上のコンテンツもそれを使うユーザーも変化は早いものです。
オンラインのプロモーション領域においても毎年新しいなにかが生まれています。ここ数年だとTikTokとかでしょうか。
SEOやリスティング広告のような昔からあるような施策も変化は避けられません。SEOで言えばユーザーの行動がベースにありつつのGoogleの考えで検索結果やそれに伴うアクセス数は大きく変化します。
下記は2018年に誕生したとある小規模サイトの月別セッション数推移です。
2020年頃までは順調に成長していきましたが、そこからはピーク時の2割程度まで減少し続けました。
いわゆるYMYL領域と呼ばれるお金や医療関連のサイトではないし毎月同じようなことしかしていなかったのでペナルティとかではなさそうです。
2018年〜2019年くらいというのはコンテンツマーケティングとかキュレーションメディアが流行っていたころで、ネット上の情報をまとめた記事を量産するだけで検索の上位を獲得できるという時代でした。
文字数と記事数が大事な時代だったので記事の質は高くありません。そんな記事を放置しているんだから先程のような流入数減少が起きるのも当然です。
ここから学べることは、
・これからSEO始めるのは厳しい
・テクニカルな施策は所詮流行りである
ということです。
インタビューでドヤっていた起業家もうまくいっていたメディアも数年経てばほとんどいないことに気づきます。
地に足のついた施策と人生を選択しろとお亡くなりになったサイトが言っているように聞こえました。