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クリスマスに関する豆知識。誰かに話したくなる6つの雑学。

クリスマスに関する豆知識



クリスマスが近づいてきたということで、2回にわたって
クリスマスに関するちょっとした雑学をご紹介しようと思います。


クリスマスの語源


クリスマスという言葉は、キリストを意味する’Christ’と、ミサ、礼拝を意味する’mas’という言葉が合わさってできたそうです。

キリストを祀る祭日というような意味合いですね。


クリスマスイブのイブって何?


クリスマスイブのイブは’evening’のことです。
つまり、クリスマスイブとは「クリスマスの夜」を指すことになります。
どうして12月24日をクリスマスイブと呼ぶのでしょう。

これには、暦の違いが関わっています。

遠い昔に使われていた、ユダヤ暦や教会暦という暦では、日没を境に日付が切り替わるとされていました。

日が沈むと一日が始まり、そこから日が昇ってもう一度沈むまでが一日という認識です。

したがって、現代暦での12月24日の夜から、古い暦ではすでに12月25日が始まっていることになります。

つまり、現代の暦でいう24日の夜が、古い暦の上ではクリスマスの夜ということになるのです。

こうした暦の違いの名残から、現代では前夜を指してイブという言葉が使われるようになったのです。


クリスマスはキリストの誕生日?


クリスマスはキリストの誕生日だと広く認識されていますが、本当はキリストの誕生日が12月25日ではない可能性があります。

というのも、福音書などの聖書には、キリストが生まれた日は明記されていないようなのです。


そのため、初期のキリスト教徒たちには、キリストの誕生日についていろいろな憶測をする人が多かったようで、12月25日説以外にも、4月19日説、5月20日説、11月17日説など、いろいろな説があったようです。


その中で、キリスト教内外での政治的な意図も働き、12月25日説が支持され、現在のクリスマスにつながっているそうです。


つまり、クリスマスはキリストの誕生日というよりは、キリストの誕生を祝う日という認識の方が正しいかもしれません。


クリスマスケーキが人気なのは日本だけ?


クリスマスと言えば、家族みんなでクリスマスケーキを囲むご家庭も多いと思います。

ですが、例えばアメリカでは、クリスマスといえばケーキよりもジンジャーブレッドというクッキーやパイという人も多いなど、世界全体でクリスマスケーキの習慣があるわけではないようです。


日本のクリスマスケーキ人気には、ペコちゃんでおなじみの不二家が関わっているそうです。

今から100年以上も前の明治43年、それまで日本でまだケーキが一般的でなかった頃に、不二家がクリスマスケーキとして全国的に売り出したことがきっかけで、日本にクリスマスケーキの文化が根付いたと言われています。


クリスマスにフライドチキンが人気なのは日本だけ?


ケーキと同じように、フライドチキンも海外ではあまり主流ではありません。

アメリカでは、フライドチキンではなく七面鳥の丸焼きや、巨大なハムを囲むのが主流なようです。

日本では七面鳥が手に入らなかったため、同じトリの肉ということでフライドチキンが食べられるようになったようです。

ケンタッキー・フライド・チキンさんの営業努力もフライドチキン人気に貢献しているようです。


ちなみに、クリスマスのイメージに関わっている例として、サンタの衣装が赤くなったのはコカ・コーラの宣伝の影響という説もあります。

しかし、コカ・コーラの宣伝前にもサンタの衣装は赤が主流だったようで、そのイメージをさらに浸透させたのがコカ・コーラの宣伝という理解が正しいようです。

クリスマスは会社が休み!?

欧米では、クリスマスは会社がほとんどお休みになるそうです。
仕事をする人はほんの一握りだそうです。

スーパーなどもほとんど閉まっているそうで、日本に住んでいると信じられない光景ですが、欧米の人からするとクリスマスに普通に働いている日本人が信じられないようです。

今回はここまで

今回はここまでにして、
次回「世界のクリスマス」というテーマで記事を書こうと思います。
そちらもぜひお読みください。

異なる視点の相乗効果

クリスマスに限らず、他国の文化は、受容した国の文化と融合し、様々な形で発展していきます。

複数の視点が共存することで相乗効果を生み出すことは、文化に限らずどんな分野においても共通していますね。

異なる文化に触れ、多様な視点を感じられることも、外国語を学習するメリットのひとつだと思います。


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