【残念なレンタル彼女】今は常識⁉ネット恋愛は恋愛と言えるのか！？
モデル/レンタル彼女PREMIUM/心理カウンセラー/結婚相談所助手/イラストレーター/西岡まゆ(@mayu_rkp)です。
「せんぱーい、彼氏にひどい捨てられ方をしたんです。聞いてくれませんか？」
趣味も仕事も相談！をしている私は、職場でも何かといろいろお話をきく機会が多いのですが、先日後輩の女の子からそんな風に声をかけられました。
おせっかい焼きのまゆママですから二つ返事でOKです！今淹れたばかりのコーヒーが冷めてしまうけれど、そんなこともおかまいなし！
今の女の子は、どんなことで悩むのかしら！
ただ、私はそのあとに告げられた相談内容に絶句してしまいます。
「彼氏に散々DVをされて、こっぴどく振られました。信頼して付き合ってたのに…。一度くらい会ってみたかったけど、会わないまま別れてよかったのかな？」
へ！？！？！？！？！
ん？？？ど、ど、どういうこと？
これを読んで私と同じようにハテナが浮かんだ人、ほかにもいませんか？
それとも「はは～ん、そういうことね」と思った方もいらっしゃるでしょうか
そう。彼女は、俗にいう「ネット恋愛」をしていたわけです。
オンラインゲームやボイス配信などで知り合い、ネット上で恋愛関係になりそこで完結してしまうのが所謂ネット恋愛っていうやつらしいのですが、皆さんはご存じでしょうか？
出会いのきっかけがネットだった、そこから発展して恋人になりました。はよくあることだし、マッチングアプリだってきっかけはネットに変わりありません。
ですが、ネットで知り合い実際に顔を合わせたこともないのに「これが私の彼」「これが僕の彼女」となってしまうのは果たしてどうなんでしょうか？
ネットで完結する恋愛のデメリットはあるとして、これだけインターネットが広まりメタバースでの世界が確立されていく中、ネット恋愛を頭から否定するつもりはありません。
顔写真や本名も偽ろうと思えば偽れるわけで、私は自分の毛穴一つさらすことなく、かわいらしいアバターに身を包んで「彼氏くん♪きゃぴっ」ってできるわけですもんね、考え方によっちゃあ楽しそうです。
恋愛って心でするものですから、会えないけどネット上でいつでもつながれる相手がいるって生活にわくわくドキドキも芽生えそうです。
ただ、レンタル彼女として一つ言いたいなと思うのが、「ネット恋愛」と「リアル恋愛」は全くの別物、と思っておいたほうがいい！ということ。
どちらが良くてどちらが悪いではありません。
ときめきやなりたい自分で恋愛できるわくわくはリアルに勝るものだと思いますが、たとえばネット上だけで１０人の彼女と付き合ったことがある！という人がいざ生身の恋愛をしてみようと思うと、そこには圧倒的な差異があるはずです。
会話の間合いやテンポ、文字や声、ビデオ通話ではわからないような絶妙な温度感など、リアル恋愛はリアル恋愛で積まなくてはいけないことだけは間違いないでしょう。
ネット上では理想の相手だったけど、実際会ってみたらお互いに「何か」がとても無理だったとか、思ってたのと違う…とどちらかが思ったらそこで恋愛はオシマイになってしまいかねません。
（女性であれば、性的な被害に繋がったりなんてことも多いと思います）
もし、ネット恋愛からリアルな恋愛をしてみたいな、と思ったときは、リアルでこそ必要なスキルやリアルだからこそ心得ておかなければならないことが結構あったりします。
ネット上の恋愛からリアルへの練習をしたいけど…という方は、レンタル彼女でまずはリアルな感覚に触れてみるというのはいかがでしょうか？
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