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【解説3 AIのある未来】未来(いつかは)、どうしてる?

こんにちは。ニシオです。
今回は「AIのある未来」というテーマで#11~#15までやってきました。
AIが仕事を奪う、みたいな話を聞いたのがちょうど就職活動の終わりくらいで、個の力を磨いて生き残るんだという言葉に踊らせられながら進路を決めていったような記憶があります。
あれから結構経つけど、そろそろ色々とって代わって欲しいんだけどなぁ。
さて、このテーマでは「人とAIもしくは機械の境がどんどん曖昧になった先」について思いを馳せてみました。
本物とニセモノ、生身の人間の役割、そもそも本物ってなんなのかみたいな暇になって役割が奪えわれると、奪われている側の価値を再発見していくという古代ローマの人のように回帰していくのではないかというのがこのテーマに向き合った僕なりの結論です。

#11 手持無沙汰
「より良くしていく(それをより効率的に)」ということに関しては、どんどん機械が担っていくんじゃないかな。人間は色んなことに忖度してしまう生き物だから、今でも客観的な数字がないと納得できないみたいな話はそこら中に溢れているわけで。
そうなると一番合理性のない「ネガティブに憂うこと」って実は人間が奪われないもので、哀愁に感じる美学はそういうところにも通じるのかな。


#12 アバター婚
もうすでにネトゲーの世界とかでは当たり前になりつつある気もするけど、結婚という儀式はもはや現実世界でなければいけない理由を失っているよね。それこそ、性別や何らかの条件において「認められない」という範囲が存在するものに価値なんてあるのかな。



#13 必要性
高校生のころ、予備校とかでニセモノのヴィトンの財布を持っている他校の生徒を見ながら「何でニセモノでも持ちたがるんだろう」と不思議だった。
おそらくあれは「大人のごっこ遊び」みたいなことで、あくまでも小道具にすぎないから本物である必要性がないということなんだろうけど、そうなると本物を持つ意味って本物を見分けられる同士で同族意識を持てるための小道具にすぎないわけで、実は現在-過去でもすでに本物の価値なんて薄い膜のようなものなのではないだろうか。



#14 人間らしさ
#11のその後のようなお話。人間が他人の弱さや醜さ、愚かさを許せないのは、ただ単純に秩序を脅かされると自分の生活が危うくなるからということでもないような気がする。



#15 残った仕事
「AIに仕事を奪われないため」とかで仕事のスキルやキャリアを考えたら、「実はすでにほとんどのことが代替可能だけど仕事を奪われる人が多すぎるから」色んなものの実装は遅らせられているので、考えても無駄なこと。
自分がポジティブに気持ちよく発散できるものに集中したほうが仮に機械で代替できるようになっても「好きだから」人間がやっててもいいよねって許されていくのではないだろうか。
いくらAIのほうが面白いものを考えられるようになっても、自分の頭の中から生まれるものが面白いと信じて生きて、死んでいきたい。

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