見出し画像

海外ヘルシーショップレポート #5

海外視察先 121のショップリストからお届けする「西海岸ヘルシーショップレポート」。

こんにちは。本格スムージーブランド 「FICO & POMUM (フィコ・アンド・ポムム)」を展開する F&Pジャパン・代表の西野です。
僕自身が、「ヘルシーファストフード」をコンセプトに掲げ、日本にまだない「本格スムージー専門店」という業態を創るまでにどんなお店を見てどんな部分に影響を受けてきたのか、その過程がわかるようにお話しできたらと思います。

今日は、みんな大好きハワイのホノルル から「Jewel or Juice」(ジュエル・オア・ジュース) をご紹介します。



Jewel or Juice (Honolulu)

このショップレポートでは、規模の大小 (大手チェーン / 個人店) を問わず、僕が感銘を受けた、日本にないような、学ぶべき海外ヘルシーショップを紹介していますが、今回は多店舗展開せずたった1店舗のみで経営している個人店を取り上げてみます。

Jewel or Juice は、ホノルルの中心地・ワイキキビーチから徒歩で30分ほど、ダイアモンドヘッドのちょうど真北に位置するカイムキにあります。

スムージーやジュースを扱う個人店としてはとてもオーソドックスで、スムージー・ジュース・ボウルといったメニューを中心に構成されていて、ある意味スムージー/ジュースバーの見本とも言えるかもしれません。

ファサードは個人店らしく質素な感じで、観光客ではなく地元の人たちに愛されるようなローカルな店であることがわかります。

店内に足を踏み入れると、さほど広くはない、およそ5卓ほどのテーブルはファストフードっぽいカジュアルな仕様です。

カウンター越しに注文をしますが、その頭上のサインボードのメニュー表にはスムージーメニューがびっしり。
定番のスペシャリティスムージーに加えて、リフレッシングスムージー、シンプリーベジースムージーと、カテゴリーが充実しています。

そしてやはり、「Add ons」ということでスムージーにブーストできるサプリやシード・パウダーなどのスーパーフードがありますね!
スムージーを使ったフードメニューとしては、ハワイらしいハワイの定番 Acai Bowls に加えて、カップに層が重なるようにパフェ風に盛りつけた Breakfast Cups があります。

どこのスムージー/ジュースバーでも共通して見られる表現なのですが、メニュー表上では使っている食材の名前を1つ1つ丁寧に書いてはいますが、文字情報だけで商品のビジュアルは見せていません。

商品数は30をゆうに超えるので、じっくり見ていると迷ってしまうのですが、これが本当に不思議なことに、欧米現地の方々はいともたやすく自分がオーダーしたいものを決めていきます。

こちらのお店の看板メニューは “Breakfast Cups” ですね。店内を見回すと、来店客はほぼほぼボウルメニューかこの Breakfast Cup を注文しています。

この、スムージーボウルをカップに盛ったパフェのようなデコレーションは、あまり他のスムージー/ジュースバーでは見られません。
トップに豪快に盛ったバナナ + ココナッツフレークがとても印象的。Breakfast Cup というだけあって、常夏の島で朝をスタートするのにぴったり。味も6種類。もちろん朝だけでなく終日提供しています。

僕が訪問した2014年7月は、青山店がオープンするちょうど2ヶ月前、準備も大詰め段階になっていまして、「ケールを使ったスムージー開発のためのヒントを探す」ことがハワイでのメインリサーチテーマとなっていました。
(日本ではケールを使ったスムージーを出しているお店は当時ありませんでした)

そこでひたすら足を使ってホノルル中を歩き回り、ケールを使ったスムージーを飲み漁っていて、この店の Orange Kale と Creamy Kale もしっかりいただきました。

もう1つ、ストロベリーバナナがあったので試しにオーダーしておきました。
こちらのお店の Strawberry Banana はアップルジュースをリキッドベースにしているようで、やさしい甘みでイチゴ味が前に出ていますが、シロップの甘味が強いように感じました。
これは正直、F&Pのストロベリーバナナは全然負けていない、むしろF&Pのストバナって、ワールドクラスじゃん!と南国でひとり自賛していました。

今日は、ハワイのローカルなお店で、スムージーやボウルメニューの構成がまるでフォーマットのような個人店、Jewel or Juice をご紹介しました。

それでは、次回もどうかお楽しみに・・・🤞😉


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?