西野 / F&Pジャパン代表

F&Pジャパン株式会社 代表取締役。本格スムージーブランド「F&P」を運営しています。 "人は、食べたものでできている" をメッセージとして、日米の食文化トレンドや、食の気づきを公開していきます。

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マガジン

  • #nishinote オープン朝礼

    • 50本

    F&Pジャパン代表・西野が社内で発信している 食文化の気づき、FICO & POMUM のブランドメイキングストーリーや、日々のマーケティング活動や起業に関するリアルな実体験などから、隔週更新で公開しています。

  • フードリテラシー宣言!

    すべての人が健康的に過ごすことのできる世界のつくりかた ここが変だよ、日本人の食意識! 今や大人の教養とも言える「食選力」を磨くためのTipsを配信しています。読んだらあなたも、意識高い系!

  • #nishinote フードカルチャーレポート

    • 14本

    F&Pジャパン代表・西野が「日本や海外の食文化トレンド」について書いた記事の中から、保存版記事を抜粋をしたまとめマガジンです。

  • FICO & POMUM JUICE について

    • 28本

    本格スムージー専門店・FICO & POMUM JUICE (フィコ・アンド・ポムム ジュース) のことについて、ショップ情報やブランドストーリーを発信していきます。

  • F&Pの中の人たち

    • 12本

    F&Pジャパンではたらく、クールで熱い「クルーメンバー (中の人たち)」が、それぞれの視点で「食文化をつくる」過程の様子などをお伝えします。

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こんにちは。 nishinote (ニシノート) です。

はじめまして。F&Pジャパン 代表の西野です。 このマガジンでは、F&Pジャパンの代表である僕自身の日々の気付きや、活動上の小ネタ、まだオフィシャルには出せないけども水面下で進んでいることのチラ見せ的な小出しなどを、なるべくカジュアルに、脳内公開のような呟きをしていきます。 食や健康の分野に関する投稿が増えたらいいな、と思っているのですが、たぶんマーケティングや起業、スタートアップとしての事業活動のネタが多くなると思います。 たとえば20代後半のマーケターや、これから起業

    • WBCの話題に乗っかってみた

      先週のWBCはセンセーショナルなイベントでした。 いろんなところから飛んでくるメルマガなんかでも、大谷選手ネタを頻繁に見かけたような気がします。 これは今が旬ということで、今日は野球に便乗しておきます。 大谷翔平といえば、メジャーリーグでも規格外の投打二刀流で活躍中の今やスーパースター。 昨シーズンでは、あのベーブ・ルース以来104年ぶりの「2桁勝利・2桁本塁打」を達成。 ベーブ・ルースなんて1920年代の選手ですが、 小学校の教室に伝記の本があったくらいですから、僕の中

      • 間違いだらけの食選び 〜食品表示の罠〜

        食料品のパッケージって、いろんな訴求コピーがついていますよね。 食品を選ぶとき、あまりこれらを意識することもなく流していたり、逆に鵜呑みにして何となく良さそうだな、という感覚だけで物を選んでしまったりすることも多いのではないかと思います。 教養ある大人としての食選力を磨くために、ある程度これらよく見る言葉の意味は理解しておくといいでしょう! (詳しく説明できる必要はありません) そうすることで、パッケージの表示に踊らされずに、本当に自分にとって必要なものはなにか? とい

        • 選択肢の多さは食の楽しみ

          相対的な印象なんですが、外食に出たとき、食べ物の買い物に行ったとき、日本よりも海外のほうが「選べるチョイスの幅」が広いような気がします。 例えば、カフェやレストランでのコーヒーの頼み方、卵の調理方法、肉の焼き加減・・・ アメリカのスタバに行って、最初に戸惑うのが「呼び出し用に名前を聞かれること」。 (で、日本人の名前を正確に書いてもらえない・・・) 次に戸惑うのが、コーヒーをオーダーするときに「Room for milk?」って聞かれます。 これ、「カップの中に、ミルク

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        記事

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          食選力を磨こう

          食選力を磨こうメディアの変化によって情報流通の形にも変化が起きています。 インターネットの登場によってテレビの影響力は相対的に減ってきており、誰もが気軽に情報を発信する時代になりました。 玉石混交の情報が巷にあふれているからこそ、食の情報に対しても自分なりに判断できるようになっていくべきだと思います。メディアは数字のために偏った情報を流し続けますし、情報弱者を狙って誇大広告を仕掛ける業者がごまんと溢れています。 不要な情報に惑わされないために、自分で真偽を見抜き、取捨で

          いまさら聞けない「PFCバランス」って?

          「大人の食育」のすすめ日本では世界でも珍しい、食育の法律がある国です。 農林水産省が2005年に食育基本法を作って以来、多くの自治体が国家予算を使って食育施策に取り組んでいます。 ここ15年ほどの話です。 食について学ぶことは必要な教養なのに、国を挙げての取り組みははじまっているのに、栄養学について思い返せば小学校のときに家庭科の授業で少し出たかな?と思うくらいで、大人になってからはまるっきりですよね。 本屋に行っても、「お金」の啓蒙書は最近平置きされていますが、「食

          今日からできる、フードリテラシーの上げ方

          食事こそは高リターン投資だ体調が悪いときって、なんだか気持ちがネガティブになったりするし、逆に精神状態が悪いときって、体調を崩しやすくなったりしますよね? これは決して思い過ごしではなく、心と体の状態には関係性があることの表れです。 必要な栄養素が不足して、不必要なものが過剰になると「現代型栄養失調」の状態になりやすくなります。 この状態では、生活習慣病だけでなく精神を安定させる神経伝達物質が不足して、うつ病などの心の病を発症する大きな原因のひとつにもなります。 良い精神

          先進諸国と日本の食意識格差

          ここに、「日本人の食意識」を示す興味深いデータがあります。 1934年に非営利団体として設立された国際的なデータ・マーケティング機関である「GfK」は、2014年に17カ国 23,000名のインターネットユーザーに対し、身体の健康を保つために日常的にどのようなことを行っているかを尋ね、その調査結果を発表しました。 グローバル (17カ国計) の結果をみると、「十分な睡眠をとる」が65%、「健康的な(栄養のある)食事をする」が58%、「運動をする」が59% だったのに対し、

          ここが変だよ、日本人のフードリテラシー

          白か黒かで括りたがる日本人 文系か、理系か。感情か、論理か。 都市と地方、住むならどっちか? 大手とベンチャー、働くならどっちか? 日本人はとかく、物事を二元的に白か黒かで括って良し悪しを議論したがる傾向があるようです。 世の中に2つのものしかないことにしたほうが単純化できて理解がしやすいし、議論がしやすいからなのでしょう。 島国で単一民族国家と言われ、同質を好む日本人は、「多様性」に対する本質的な感覚が鈍い。 しかしそれはご存知のとおり、もう時代遅れだ。 男か、女か

          なぜスムージー事業を起業したか?

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          フードリテラシーのすすめ

          文章を書くというのは僕にとっては苦しい作業で、こればっかりは何年やってても一向に楽になる気配がありません。 それがたとえ1000文字の記事であっても3行のキャプションであっても同じで、まず貴重な時間を割いてまで読んでもらえて、さらにきちんと伝えたいことを読み手に伝えることはシンプルに難儀です。 実は昨年の段階から出版の企画があって、書籍の執筆をやっているのですが、これがまた苦しくて一向に筆が進みません。 今日はその苦しみながら生み出す過程を皆さんと共有したくて、冒頭の一節

          クリエイティブは誰のものなのか論

          今日は、僕の起業プロジェクトに一番最初に参画した人物の思い出を語りながら、「ブランドとはいったいなんなのか?」に迫るような話をしてみたいと思います。 事業をやっているとしばしば、「ブランドとは一体なんなのか」といった疑問にぶつかります。 前職ソニーを退職した2012年、僕はひたすらに事業計画書を作っていました。1人なのでオフィスもなく、最初は自宅の部屋でした。当時はリモートワークなんて概念はありませんでしたから、自宅に籠って作業をしているとご近所の目が気になりましたし、親

          お客さんを切り分けて分類する

          お客さんを「お客さん」という一種類で括って見ているといろいろと見落としてしまいがちで、お客さんをよく観察・分析して色分けする、種類別に分けてグルーピングする。 ・・・すると不思議と今まで見えなかったものが見えてくるものです。 (これは、実店舗も EC も toB も同じ) この辺が習慣になっている人だと、自分がお客さんとして入った店でも、ついつい周りを見て分析してしまいがちですよね。「色分け」とか「グループ」ってなんのことだっけ? という話ですが、身近なところだと、「客層」

          ガレージの精神

          僕は IT業界でキャリアをスタートしましたので、就職活動のときは IT企業を回っていました。 インターネットの普及が2000年だとして、僕の新卒が2002年。 IT企業と言っても今のようにGAFA (= Google, Amazon, Facebook, Apple) がまだ台頭する前で、いわゆるハード・ソフトのメーカー系が主流だったように思います。 IBM, 富士通, NEC, hp, Microsoft, Oracle, SAP... といった面々です。 企業研究を

          海外ヘルシーショップレポート #9

          海外視察先 121のショップリストからお届けする「西海岸ショップレポート」の第9回。 こんにちは。 本格スムージーブランド 「FICO & POMUM (フィコ・アンド・ポムム)」を展開する F&Pジャパン・代表の西野です。 僕自身が、「ヘルシーファストフード」をコンセプトに掲げ、日本にまだない「本格スムージー専門店」という業態を創るまでにどんなお店を見てどんな部分に影響を受けてきたのか、その過程がわかるようにお話ししています。 今日は、ホノルルの「BLUETREE CAF

          結局は 殴り合い ど突き合い

          僕は昔、空手をやってました。 (久しく遠ざかっていますが) そこでは、ビジネスにも通ずるようなことをいろいろ学んだ気がするのですが、中でも「相手と対峙した時の息の読み合い」が、なんとも緊張感があってたまりません。 昼間どんなにストレスを抱えていても、「相手と対峙している」その瞬間だけは全精神を目の前の相手に集中していないとやられてしまうわけで。 空手に限らず、サッカーとかバスケとか競技なんでもそうですけど、「相手が出てきた瞬間」というのは誰でも怖いものですよね。 どん