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深夜ラーメン女子の実態

22時に仕事が終われば、いい方だ。
どちらかといえば、終電を気にする毎日だった。

夕食は仕事のあと。
最寄り駅に着いて、日付が変わった時計を確認。
駅の階段を下りると、目に入るのはいつものラーメン屋さんだ。

今日も仕事で疲れたし、頑張ったし、ラーメンでも食べて帰るか。
カウンター席にずらっと並んだ男性サラリーマンにはさまれながら、毎日毎日、深夜にとんこつラーメンをすすった。

家に帰って料理?
そんな余裕はどこにもない。
購入時期のわからない野菜たちが、冷蔵庫でしなびていた。

頭ではわかっている。
自炊した方が、家計にも健康にも良いことくらい。
けれど実際は、そんなことできないのだ。
そんな余力があれば、ただただ寝たい。

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23歳の私はこんな毎日でした。
ちなみに私の夫も、東京で終電と外食のセットを繰り返し、数年で体を壊して入院しました。
仕事に追われる20代。
実家を出て一人暮らしをしている場合、食事がおろそかになるのは仕方がないかもしれません。
そんな生活は、都会の若手サラリーマンには珍しくないでしょう。
けれど、仕方がないし、みんながやっている生活だから大丈夫かと考えると、どうでしょうか。
気づかないうちに体は悲鳴を上げていきます。
そんな生活が、この先ずっと続けられるでしょうか。

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私が毎日の食事を大切にする生活に変えてから、1年以上が経ちました。
気づけば肌の状態もよくなり、便秘もなおりました。

自分の体の状態に気づき、労わることができるのは自分しかいません。
自分自身の体を、持続可能なかたちでケアする生活があっての仕事だと、今は感じます。
人生100年時代ならなおさらです。
働き方や休み方など、時間の使い方やバランスが大切になりますね。

そして、料理も生きる上での基本スキルと言えるでしょう。
特別な料理や映える料理でなくてもいいのです。
自分のために、バランスのよい食事をそろえることができればOK。
食事を通して生活の質を高めると毎日の満足度も上がるので、私はこれをおすすめします。

※ラーメンは決してワルモノではありません。好きです。

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