宇治金時
宇治金時。かき氷の定番、王道！昔からありますね♥
子供の頃は「宇治金時は大人のかき氷！」と言うイメージでした。
写真は千鳥屋さんの宇治金時です。
宇治は緑茶。金時は小豆。それに白玉が3個。
宇治金時と一緒に出てきた緑茶は
とても香りが良く美味しかったです。
さて、薬膳を勉強してると、この宇治金時が
「とてもよく出来た組合せ！」というのが分かります。
緑茶は身体を冷まし、喉の渇きを潤し、イライラを解消します。
小豆は湿熱を排出し、だるさやむくみを解消！
かき氷の冷たさと合わせて、暑い身体を冷やしてくれる
蒸し暑い日本の夏にピッタリの食材です。
でも、冷やすだけじゃない！
白玉の原料はもち米で体を温め、胃腸の機能を高めます。
と言うことで、冷やしすぎにならない様に温性の白玉が入って
全体的にバランスが取れた、夏にピッタリのかき氷だと思います。
子供の頃はお餅が嫌いだったので、
何故、かき氷に白玉が入ってるのか？
入れなくていいのに～
と思ってましたが、
薬膳を勉強して合点がいきました。
薬膳は中国伝統医学に基づく学問です。食材の性質や効能を考慮し、体のバランスを整えたり、特定の症状や体調不良を改善することを目指します。食材の温性・寒性、五味、臓腑への作用などを考慮して、体に適切な栄養を摂取することが重要です。薬膳は、健康維持や病気予防に役立つとされています。
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神戸中医学院（師範）認定講師
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