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【おうち時間】にページを開いて、クラシックの巨匠たちの住まいや、憧れのミステリー作家の自宅を訪問する旅へ出かけよう。『音楽家の家』『推理作家の家』

音楽家の家、推理作家の家、書影

自宅で過ごす時間が圧倒的に増えている今。

日々、仕事に家事に趣味に…と、それなりに忙しく過ごしてはいても、ふと、退屈や手持無沙汰、そして人恋しさや寂しさを感じることはないでしょうか? 

だれかの家をふらりと訪ねていけたらいいのに…と。

そんなとき、ページをめくってほしい2冊をご紹介します。

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『音楽家の家 名曲が生まれた場所を訪ねて』

「音楽家の家」とびらページ

モーツァルト、ベートーヴェン、ブル、ショパン、マスネ、ヴェルディ、プッチーニ、ラヴェル、プーランク…。音楽史に不朽に名を刻む、23名の大音楽家の住まいとその生涯を、美しい写真とともに解説する音楽家の家

「音楽家の家」目次

ヴェルディが「アイーダの洞窟」と呼ばずにいられなかった人工の地下室。


オーレ・ブルがノルウェーに建てた「小アルハンブラ宮殿」。


「妖精たちの丘」と作曲家が名づけた眺望の素晴らしい土地。


健康と引きかえにしても作曲を続けたグリーグの「小さなアトリエ」――


「音楽家の家」モーツァルトのページ


家を訪ねたからといって必ずしも、建築やインテリアと楽曲とのあいだに呼応するなにかが見いだせるわけではないかもしれません。

でも、「家」は音楽家の実質的な作品でもあるのです。

数々の名曲が生み出された家の扉をひらいてみてください。

そして、家具や室内装飾を間近に眺め、「作品」がはらむ記憶の旅へと出発してみませんか?

●本書で紹介されている音楽家●  

ヨーゼフ・ハイドン  ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト  ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン  フランツ・シューベルト  エクトール・ベルリオーズ  オーレ・ブル  フレデリック・ショパン  フランツ・リスト  リヒャルト・ワーグナー  ジュゼッペ・ヴェルディ  ヨハン・シュトラウス2世  ヨハネス・ブラームス  ジュール・マスネ  エドヴァルド・グリーグ  ヴァンサン・ダンディ  エドワード・エルガー  ジャコモ・プッチーニ  カール・ニールセン  ジャン・シベリウス  フランツ・レハール  モーリス・ラヴェル  マヌエル・デ・ファリャ  フランシス・プーランク

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『推理作家の家 名作のうまれた書斎を訪ねて』

「推理作家の家」目次コラージュ

アーチャー、コーンウェル、ダール、クランシー、グリーン、マクベイン、シムノン、フランシス…。30名のミステリーの大御所たちの自宅を訪ね、作家たちのかざらない素顔と住まいを紹介する推理作家の家

「推理作家の家」コラージュ

都会と郊外、ふたつのリズムのなかで執筆するジェフリー・アーチャー。


深夜、ひとつの光源をたよりに、色違いのペンを走らせるカトリーヌ・アルレー。


空と海の青、砂の白。目の前に自庭のようなビーチが広がる邸宅で、いくつもの創作世界を行き来したマイクル・クライトン。


かずかずの名探偵や名トリックをうみだしてきた「発想工房」である住まいを貴重な写真とともに紹介します。


●本書で紹介されている推理作家●

ジェフリー・アーチャー  カトリーヌ・アルレー  ローレンス・ブロック  トム・クランシー  メアリ・H.クラーク  パトリシア・コーンウェル  マイクル・クライトン  クライブ・カッスラー  ロアルド・ダール  ネルソン・デミル  コリン・デクスター  ジェームス・エルロイ  フレデリック・フォーサイス  ディック・フランシス  ブライアン・フリーマントル  アーサー・ヘイリー  ジャック・ヒギンズ  パトリシア・ハイスミス  ポーラ・ゴズリング  グレアム・グリーン  H.R.キーティング  ジョン・ル・カレ  エルモア・レナード  アイラ・レヴィン  ギャビン・ライアル  エド・マクベイン  パトリシア・モイーズ  ロバート・B.パーカー  ジョルジュ・シムノン  ミッキー・スピレイン                     (名字のabc順で掲載)

自宅にいながら、時空を超えて、知的刺激に満ちた旅へと誘う本書。ページを開いて、あなたも大作家たちの家の扉をたたいてみませんか?


*special thanks*                          写真(下段3点)撮影場所協力:北書店(新潟市中央区)