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【最新スクープ 2023年度(25卒)版】西村組の採用選考フローと採用基準を今年も流出させてみた

こんにちは。西村組 西村幸志郎です。24卒は2名のユニークな内定者と1名の候補者(海外の大学なので6月卒業)が最高すぎて2024年度がすでにたのしみです。そして通年採用なのでまだまだ継続中です!

今回は25卒の採用活動が本格的になってくるころなので、今年もアップデートした採用フローと採用基準を全部見せしてしまいます。
巷にあふれる”就活”は間違っていると思っているので、うちはうちらしく。

冒頭にも記載しましたが、西村組は通年採用なので夏インターンに参加してくれた学生でスカウトしている方もいますし、大学1年生からインターンに参加してくれてスカウトしている方もいます。

本気で人のことを考えて採用していたら時期で区切るのはおかしいことですよ、まったく。
そして「3年以内に3割は辞めるから3割多めに採用しておこう」というスタンスも大反対です。人は道具じゃないべさ。

少し長めですが最後までお付き合いいただければと思います。最後まで読めば西村組の選考突破率は急上昇。おまけに他社の選考突破率も急上昇間違いなし。

読んで損はないnote。スタートです。


|1 ところで西村組ってどんな会社?

北海道の中でも唯一流氷が流れ着く、オホーツク地域の湧別町に本拠地を構える建設会社です。ビジョンは「誰もが知っている、誰も見たことがない建設会社」。簡単に言葉にすると…

競争じゃなくて自分たちらしさを追求し続けよう。
ただモノをつくるだけの建設会社はやめよう。
お金を追いかける仕事はやめよう。
社会の豊かさと会社の豊かさの一番いいところを目指そう。
秘密基地をつくっていたときのような、部活に全力だったときのような、青春出来る会社を目指そう。

という会社です。

1-1 どんなチャレンジをしてるの?

■日本で、世界で、西村組にしかできない工事がある?!

①アイスブーム
世界的にも珍しい流氷。流れてくる流氷は想像以上の破壊力があり牡蠣やホタテの養殖施設を破壊してしまいます。その被害額はなんと20億円。そんな状況から地元と産業を守っています。

②漁礁ブロック移設工事
実は海の底には魚の住みかとなる漁礁(ぎょしょう)があります。個数で言うと数百個を回収しなければいけないのに潜水士が海中に潜って場所を特定し、大きな作業船でクレーンゲームのようにキャッチしていました。しかし危険で効率も悪いということで新技術を開発しました。

■取締役(私、西村)がプロのラッパーとコラボでMV作成?!

そうなんです。本物のラッパーとコラボしてラップしちゃってるんです。そんな会社誰も見たことがないですよね。だから挑戦しました。
曲に内容はざっくり「就活嫌いだよな」「かっこいい人生生きようぜ」です。

監修してくれたRy-Laxさんは北海道旭川生まれ。北海道コラボにこだわりました。

■インターンシップでキャンプをやっちゃう?!

1-2 どんな職種があるの?

  • 工事部

  • 総務部(総務課・業務課)

  • 経営企画部(採用戦略室・研究開発室)

  • DX推進部

  • 安全環境管理部

  • 船舶機材部

  • 営業部

※新卒は太字の職種を募集中

西村組は新卒採用の場合、ポテンシャルを最も重要視しています。この職種を目指すにはこの能力がないとダメ、この学部で学んでいないなら無理という制約はありません。なのでやりたいことは定まっていないけれど西村組が好きという理由での応募もお待ちしています。

|2 採用で大切にしていること

2-1 互いに覚悟を決めるための場

採用で一番重要なことは覚悟だと考えています。しかし企業として学生にだけ求めるのではなく企業側も持つべきもの。

学生は自分で選択した会社と仕事に向き合うという覚悟が必要です。企業は自分たちが仲間として迎え入れると決めたんだからなにがあっても守り抜くという覚悟が必要なんです。だから西村組は、選考を覚悟を決めるための場と考えます。

2-2 ギャップをできるだけ少なくする採用

断言します。どんな会社でも必ず入社後にギャップを感じます。

私は高校サッカー部のセレクションに行った際に監督に「フィジカルメニューはない」と言われましたが、入部してからゲロ吐くまで走らされた経験があります。という過去の話は置いといて…

実はギャップとは、学生が企業に感じるだけでなく、同じく企業も学生に対して感じてます。このギャップとは期待と現実の差。お互いに感じているならガッカリするんじゃなくてそのギャップを埋めるために努力すればいいと考えています。

とはいえ、できるだけ少なくできるように「合計6時間以上の面談」や「現地インターン参加必須」にするなど、対話する時間を増やしたり肌で感じる機会をつくっています。

時間がかかるので「めんどくさい」とネガティブに感じるか「それだけ真剣なんだ」とポジティブに感じるか。ポジティブに捉えてくれる方はきっと西村組に合っているんだと思います。

|3 西村組の採用選考フローと評価基準

おまたせしました。ここから採用フローと評価基準を流出させていきます。ここまでnoteを読んでいただいた方はきっと西村組に興味があって見てくれていると思います。

そんなあなたとお会いできることがとてもたのしみです。ぜひ最後まで読んでエントリーしてください。

第一関門『西村組に果たし状を叩きつけろ』(エントリー)

果たし状の形式は自由です。採用サイトから、手紙、個性的な履歴書、動画、アポなしの突撃など。評価基準に合わせてあなたらしさが伝わる手法でのエントリーをお待ちしています。

■方法
・果たし状を西村幸志郎宛に送る

■形式
・自由
※裏ルートあり

<第一関門で見ているポイント>

1.雰囲気や人柄などの第一印象
2.会いたいと思わせてくれる工夫と意外性

ビジネスの世界では伝える力がとても重要です。特にいまの時代は多様な価値観と手段が増えているのでより一層。

しかし背伸びをしてよく見せるということではありません。この人と一緒に仕事をしたい、この人に任せたいと思ってもらえるように自分の魅力を最大限伝える工夫と意外性を見ています。

▶こちらは採用サイトの果たし状


第二関門『未来の社長とタイマン面談』

まず最初に私たちは面接という言葉を使いません。理由は会社側だけが学生を評価している感覚があるからです。双方が選ぶ側であり選ばれる側です。

なのでこの第二関門にもその意図を込めています。学生のみなさんは私のことも評価してください。この人が社長になった時に一緒に未来をつくっていきたいかどうか、と。

すでに面談で数時間話したことがある学生は分かると思いますが全く関係なさそうな話も結構します。でもそれも大切なことだと思っています。

仕事をしてくれる人間を雇いたいわけじゃないので。一緒に仕事をしたい仲間を探しているので対話がしたいのです。

■方法
・取締役 西村幸志郎との面談

■形式
・オンラインor対面

<第二関門で見ているポイントはこちら>

1 表情・あいさつ・振る舞い
印象に直結するこれらの要素は社会人になるとより需要度が増します。あいさつ一つで相手との今後の関係が変わってくることも少なくないからです。
よい印象を持ってもらうことの重要さを理解し、普段から意識しているのかを見ています。

2 雰囲気・人柄
採用において最も大切なことの一つがこの要素だと考えています。
人に愛される愛嬌があったりその人から伝わってくるものが以外にも重要だったりするんです。

3 志望度・熱意
「西村組が第1志望です!」と言う必要はありません(もちろんうれしいですが)。しかし「絶対にこの選考に通過して仲間になる」という熱い想いはしっかり見ています。

4 探求能力
志望度にも関係するところがありますが、事前にどれくらい会社のことを調べてきているのか。そして選考中いかに深い部分まで掘り下げることができるのか。

5 コミュニケーションの柔軟性、対応力
冒頭にも書きましたが、この選考は面談であり対話です。自信を偽ったり装飾していては本音で話すことなんてできません。そして突然普通の面接では絶対に聞かれないであろう質問も飛んできたりします。そんなときの柔軟性や対応力を見ています。

最終関門『西村組と盃を交わす 社長・役員との最終面談』

ぶっちゃけると、ここまで来ているということはあなたは西村組で一緒に仕事をしたい人であることは間違いないです。

なのでこの場で見ているのは覚悟です。「2 採用で大切にしていること」にも書きましたが学生と企業お互いの覚悟です。

自分で選んだ。夢をあきらめない。やり抜く。そんな気持ちを持った仲間が集まるから仕事もオモシロくなるんです。誰かがオモシロくしてくれるわけではありません。

■方法
・社長/役員複数名との面談

■形式
・本社オフィスで開催

就活には「合否」という言葉が付いて回りますが、私たちは優れているとか劣っているといった観点で学生を見ていません。

そうではなく、西村組の文化にマッチするのか、うちに入ることが学生にとっての豊かさに繋がるのかという観点はとても大切にしています。

なので質問されるのを待つだけではなく一緒に対話しましょう。社長・役員から会社のことや将来のことなどよりリアルをお伝えします。

そんな時間を共有して「本当にこの会社で働きたいのか?」「自分の想いはどれくらいの熱量なんだ?」と判断してくれるとうれしいです。

|4 採用フローと採用基準を流出させた理由

ミスマッチを減らしたい

巷に溢れる採用選考はまるでクイズ大会です。企業が求める答えを学生が当てに行く。企業が求める人物像に学生が合わせに行く。本心とは違う発言、行動を企業が評価しているので入社後のミスマッチが生まれる。だから辞めるという悪循環。

例えるなら飲食店のメニュー写真詐欺。メニューにはあたたかいご飯の上にこれでもかと受け皿にまであふれる山盛りのイクラ。しかし運ばれてきたイクラ丼の上にはスプーン2杯くらいのイクラ。想像していたものとは違うって思ってしまいますよね。

西村組ではクイズ大会はやりたくありませんし、ありのままの姿で面談に参加してほしい。だから採用基準をオープンにします。
採用基準=会社の大切にしている価値観や風土です。オープンにすることで学生は自分の大切にしている価値観とマッチするかどうかを事前に確認できます。つまり合う合わないが選考を受ける前に分かります。

学生は価値観が合わない企業の選考を受けなくてもよくなり、西村組は自社のビジョンや価値観に共感してくれている学生に出会いやすくなります。なので自然と離職の確率も下がりますよね。

企業側が偉そうにするのも学生が嘘をつくのも全く本質的ではない。どうせ辞めるからと多めに人を採っておこうなんて考えも変。採用は人身売買じゃねえ。そんな日本の採用に中指を立てたい。

2-2 チャレンジしてみようという人がひとりでも増えてほしいから

私たちの話をすると田舎×建設業という組み合わせなので採用難易度はとても高いです。なので選考に参加してくれる学生には感謝しかないです。

だからこそ伝えられる情報はすべて伝えて、西村組との接点が増えるような選考にしてチャレンジしてみようと思ってもらえるような選考にしています。

別にテストの答えを教える訳ではありません。答えがないからこそこんな仲間が来てほしいんだと先に発信するんです。

SPIもESもありません。だって書類や数字だけで不採用になったって納得感なんてないでしょと。そんな大人や企業を信じられなくなるのは当然だと思います。私も学生時代にそう思って就活をやめました。

だからいま自分が採用に携わるようになり、非効率かもしれないけど素敵な人と時間をかけて向き合う採用をしています。

|5 新卒採用で意識しているポイント

ここまで何度か触れていますが、西村組が意識しているポイントです。

  • 可能性

  • 志望度

  • 人柄

  • 覚悟

西村組では可能性をとことん信じた採用をしています。学生の志望度の伝わる行動も可能性を感じる一つの要素です。選考を通してフィードバックしたことを意識して次会うときにどれだけ改善できているかも可能性を感じます。

そして人柄の部分。西村組はビジョンマップにも掲げているとおり『誠実』と『和』というバリューを大切にしています。

絶対に受かるんだという心意気で選考に真剣に望んでくれる『誠実さ』と、選考を通して伝わる心づかいや雰囲気の『和』。この二つを持ち合わせる人。

これらの要素を持ち合わせる人は現時点でスキルがなくても、必ず入社後に努力し成長してくれると信じてます。

|6 学生が選考に参加するうえで考えるべきこと

シュウカツなんてすんな。

これを学生のみなさんに伝えたいです。

ここまで自分の採用について書いてるのに、です。

私たちがやっているのは世の中の考えるシュウカツではありません。仲間探しです。

企業ありきじゃなくて自分ありき。企業に受かるための自分を演じない。そんな人生オモシロくないですよ。

サクッと簡単に内定ほしい。きっとそれはいい就活ではないです。時間はかかります。

なんでシュウカツしてほしくないかというと就職することがゴールのレースになっているからです。

想像してみてください。人生と就活、どっちが長いですか。就活って長い人生の一つの通過点なんです。大切だという気持ちは分かります。

でも長い人生をイメージして就職する企業、やりたい仕事を見つけてほしいんです。答えなんて誰にも分かりません。でも一番正解に近いものを知っているのは間違いなく自分自身です。

もっと言えば正解にしていけるのも自分自身です。そう思える会社に出会うための、乗り込みたいと思える船を探す旅にしてほしい。

|7 最後に

みんな可能性に溢れています。でも可能性を自分で捨ててしまっている人も同じくらいたくさんいます。

みんなと同じ。有名。楽。それが人生の中で本当に大切なものでしょうか。

こんなことを書くのは、可能性が潰されていく光景を何度も見て悔しいからです。だからこのnoteを読んでくれた学生には自分らしく、自分のこころに素直に生きてほしい。

せっかく最後まで読んでくれた方へ。

選考には裏ルートがあります。

インターンや説明会、面談の中で魅力的だと感じた学生はスカウトしています。チャンスがあるときに気が付けるアンテナを張っていることと、常にアピールする場だと意識することは社会に出てからもとても重要。

選考のときだけではなくそれ以外の場面も選考です。

本当の最後に。

私たち西村組はこれからも成長と挑戦を続け、「誰もが知っている、誰も見たことがない建設会社」を目指し続けます。そのためには仲間が必要です。

新しいチャレンジはもちろん、まだまだたくさんの課題があるので変わっていくというチャレンジも続けていかなければいけません。

だから西村組のビジョンに共感し、新しい価値観を持ってきてくれる仲間を探しています。

たのしみに待っています。あなたからの果たし状を。

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