見出し画像

どんな技術者でありたいか考えた話

皆様、こんばんわ。北海道の海を守る西村組の新卒、1年生の木村宏海です。

タイトルにあるようにどんな風に仕事をしたいかどんな技術者でありたいか、を考えた話です。時間がない、冗長な文章を読みたくない方、結論ファーストが好きな方は4から読むことをオススメします(笑)

1.そもそも施工管理って?

私の会社「西村組」については、上司である西村幸志郎さんのnoteを見ていただけたらなと思います。

では、まず、私の仕事について簡単に紹介します。

施工管理とは…施工を管理すること

と言ってもイメージしにくいですよね。

例えば…

職人さんが安全に作業できるような環境を作ること。

工程が遅れないように資材を発注すること​。

工事に必要な図面を書くこと。

現場が遅れないよう 職班長との打ち合わせを密にすること​。

つまり、私自身が鉄筋を組んだり、コンクリートを打ったりするわけではなく、職人さんたちがいて、職人さんたちが仕事をしやすいように環境を作ったり、準備をしたりというのが主な仕事と言えます。立場上、管理と言いながらも、私たちは協力しあいながら、お願いする側でもあるんです。これを頭に入れて、次の話を聞いてください。


2.ある日の出来事

協力会社の大、大ベテランさんに注意をしなきゃいけないことがありました。作業としてはそんなに命に係わるとか、そういうことではなかったのですが、朝礼時に気を付けてほしいこととして挙げていた事項をわかってもらえていなかったんだと思います。それに気が付いた私ですが、ベテランさんに声を掛けられないでいました。全然怖い人とかではないのに、自分の話を聞き入れてもらえないのでは?とか、逆にキレられるのでは?とか、私が間違ってるかも…とかいろんな考えがぐるぐるして、すぐに声を掛けられませんでした。結局、近くにいた先輩に相談して、先輩が注意してくれました。ベテランさんは笑顔でうなづいて、作業に戻りました。

私が声を掛けていたら、どうなっていたんだろう?

ずっとこの疑問が拭えませんでした。そんなとき、先輩からインターンのときに教えてもらったことを思い出しました。

何でもやってみたらいいよ。職人さんたちがやるようなこともさ。


3.言葉の意味

そういえば、先輩は、「何でもやってみたらいいよ。職人さんたちがやるようなこともさ。」って言ってました。それに習って、言葉の意味を深く理解せず、現場にでてからの約2か月は、つなぎをたくさん汚してきました。やらせてもらえる資格がいらないような作業は一通りやってきたのではないかなって思っています。何度も上司や先輩、仲の良い職人さんが私のことを心配そうに見守ってくれていました(たぶん)。危ないことをしそうだったら、止めてくれました。職人さんと同じ作業をすることで、職人さんたちとお話出来るようになったり、道具の名前を覚えられるようになりました。でも、それ以上に自分たちがどんなモノを作っているのか、職人さんたちがどんな作業をしているのかどんなことが危ないのか、わかり始めました。


そして、もう一つ。自分自身が職人さんの立場になったときのことを考えてみました。

なにも作業がわかっていないようなやつに言われても面白くないって。

小学生の頃、バスケ部だった私。すんごくうまい友達や先輩にアドバイスされたことは素直に聞けたんですけど、知識をひけらかしてくるようなやつののアドバイスなんで右から左でした(笑)っていうのときっと同じで、「新人だからわからない」ではなくて、「新人だからわかるように努力する、なんでもやってみる」。この姿勢がないやつに何を言われたって、響くわけないですもん。

4.自分が考えぬいた技術者の姿

長かった文章にも結論が出ます。

職人さんと一緒になんでもやってみる。この一年は馬鹿みたいにつなぎを汚そう。

もうすでに、職人さんには「お前だけだよ。こんなん、俺らがやれば良いことなのにやんなくていいんだぞ」なんて言われていますが、これからもつなぎを汚していきたいと思います。そして、職人さんたちに慕われるような、認めてもらえるような技術者になることが目標になりました。


5.最後に

今回も長い文章を読んでくださってありがとうございます。どうしても6月21日にこの原稿を公開したくて頑張りました(笑)

去年の今日、実は西村組の内定者として、会社の名前を背負って、Twitterを始めた、私にとって大切な日です。今日、たくさんの人が温かい言葉をかけてくださいました。そんな嬉しかった言葉・感謝の気持ちを忘れないように、恩を返せるように頑張っていきます。

本当に皆様、ありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?