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写真。だけど動いて見える。

撮ってきた写真を眺めてる時、ふと浮かんできたこの感覚。

心の中へ、暖かな風が吹き込むような。

そんなのが、たくさん撮れた。


撮影日:6月15日
撮影場所:佐世保市相浦町周辺

今回の撮影地はこの記事と同じ。ぜひ対比しながら読んでいただきたい。


この日は後輩ちゃんと一緒。
私のお散歩ルート展覧会。

歩いてまわりながら、みんなでぱちり。

きれいに晴れた。撮影日時点ではまだ梅雨入りしていない。
予報に怯えてたのに。

いつもここから。

さっそく撮り合いが始まる。

機材はNikon D70とMFレンズの50mm f1.4。フルサイズ換算75mm。

ピント合わせが難しい。ファインダー越しだとうまく確認できない。

港町感。
傾いた日差しがよく似合う。

そういえば、露出計が使えなくても大体はいい感じに撮影できるようになった。

私なりのうまく撮るコツは、「なんとなく」
でやること。

暗いところに来たから少しシャッタースピード遅くしよー、とかそんな感じ。
基本動かすのはシャッタースピードだけ。F値は8くらい、ISO200でずっと固定。

必要に応じて変えるべき時はしっかりと変えるのは当然だけど。ボカしたい時とかすごく暗い時とか。

デジタルだから何度でもやり直せるし、時間をかけて色々試してるところ。

めんどくさがらず、表現を最優先に。

こんなのを撮ってみせて、後輩ちゃんに背景ボケの素晴らしさを解説する。

単焦点レンズを買わせたいから。

この辺の撮れ高がよすぎる。
ほんとに気に入ってる。

CCD機はフィルム写真みたいな色味が魅力。

記憶色?って言うのかね。
いわゆる「エモい」って感じの写真が撮れる。

にしても暑くなったねえ。
夏はもうすぐそこかも。

写真を極めるにあたって、なんとなく大事にしてきたことを言語化できた。
それは、
「感覚を理論に落とし込む。→理論を感覚に落とし込む」
を繰り返すこと。

何となくで撮ったものを分析して、よりよく写すためにはどうすべきかを考える。
構図とかの技術を応用したうえで、自分の感性で好きなものを切り取る。

スナップの上達に向けては特に大事なんじゃないかな。

1人で来た時とは違う見え方。
みんなで撮るのも楽しい。

撮ってるところを撮るのも好きだ。

茜色した陽だまりのなか

開放f1.4。フルサイズのf2相当かな?
ピント浅すぎて難しいけど、ボケの美しさが異常。
単焦点はいいぞ。

わーこれピント合ってたら完璧だったのになー 。マニュアルフォーカス極めたいーー

ところで漁船ポートレートってあんまりないよね。色味のビビッドさも相まって、いい背景として使える。

皆んなで撮り鉄。松浦鉄道だよ。
だいぶ暗くなってきた。

最後は近くの飯盛(いいもり)神社へ。

しばらく駄弁って、暗くなった頃に解散。
楽しかった。


撮影会終了後は毎回、撮った写真をLINEでお披露目し合う。

同じ場所を回ってるけど、それぞれ撮るものは違ってて。自然がメインの子もいれば、人を撮る子もいる。

それぞれの感性が見えて、楽しくて。
これもまた、写真の魅力。

1人でぼーっとしながら撮るのも最高。
だけど、皆んなで撮れば倍以上の喜びを共有できる。


振り返ると、写真を通したたくさんの出会いや思い出が溢れている。

写真を続けていなかったら、私のパレットの色はもっと少なかったはず。
間違いなく私の人格形成に大きな影響を与えている。

技術とか機材以上に、大切なものをたくさん手に入れることができた。

続けてきてよかった。感謝してる。

これからも。

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