見出し画像

35ミリ単焦点レンズ 私なりの向き合い方


そんなこんなで20年前の一眼レフとオールドレンズで撮りまわるようになった私。

これを機にフルサイズ換算36mm(きりが悪いから以下35mmと言う)の単焦点レンズにチャレンジしようと思う。

ボディはNikon D70。
写真はLightroomで明るさだけいじってる。


撮影日:2024年5月29日


今回は大学周辺をお写んぽ。この日メインで回ったのは、佐世保市相浦町。

昔ながらの港町。静かな町並みが心を癒す。

カメラを首にさげ、ペダルを漕ぐ。いつものスタイル。

18時過ぎからスタート。
この日は1日休み。16時過ぎまで寝てた。

必ず最初に訪れる場所。
目の前に海。周りには食品加工工場。
釣り人の姿も。
いつもは猫ちゃんもいるけど、今日は見かけなかったな。


体がだるい。
最近なんだかよく眠れなくて。そのツケが回ってきたのかな。
なんだか落ち着かない、しんみりとしたい気分。

こんな時、私はこの町を訪れる。故郷とよく似た景色が私を癒してくれる。

もう、だいぶ陽が傾いてきた。

こうやって、ぼーっとしながら撮るのは最高だ。漕ぎながら、好きを見つけはカメラを構える。撮る。それを繰り返すだけ。


35mmという焦点距離、すっごく広いわけでもないし、狭いわけでもない。パース効果とか圧縮効果とか、焦点距離を活かした技法は使えない。


だけど、自由。何に注目してもいい。どこを切り取ってもいい。近づけばボケを生かせるし、風景だって綺麗に収まる。とあるNikon系YouTuberもそう言ってたような。

自由すぎる焦点距離。

気に入ったものとか心動かされた瞬間を、そのまま切り取ることができる。
そこにある光のまま。

だからこそ、いちばん撮影者の感性・エゴが滲み出る焦点距離だと思うの。

きっと、隠しきれない私の心を写すだろう。

伝わっているのかな。

見てもらうことで、何か感じてもらえることがあれば、それが本望。

はあーなんだかなーー
色んなことを考え込んでる

でも、こうして撮ってるとすごく落ち着ける。
淀みが消えていく感じがする。
カメラは最高のセラピスト。




これが、私の35mmレンズとの向き合い方。

ぼーっとしながら、その時見たものを、自分の気持ちをそのまま表現したいとき
このレンズがあれば最高かもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?