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「犬がいた季節」を読んだ

「犬がいた季節」  伊吹有季  双葉社  を読んだ。

1988年夏の終わりのある日、高校に迷い込んだ一匹の白い子犬。「コーシロー」と名付けられ、以来、生徒とともに学校生活を送ってゆく。初年度に卒業していった、ある優しい少女の面影をずっと胸に秘めながら…。昭和から平成、そして令和へと続く時代を背景に、コーシローが見つめ続けた18歳の逡巡や決意を、瑞々しく描く青春小説の傑作。
(双葉社より)

5つの世代と最終話からなる連作短編集。
犬のコーシローと関わる高校生たちの恋心、友情、進路、家族、将来に悩む姿は、今も昔も変わらない…

って、そもそも自分が高校3年生の年度がスタートだからな。この物語。
まぁ、いろいろな想い出が、かぶりますよ。高校生の時じゃなくても。

昭和63年度卒業生
平成3年度卒業生
平成6年度卒業生
平成9年度卒業生
平成11年度卒業生
そして令和元年夏のお話。

心穏やかな読書タイムを味わいたい方に、オススメ。


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