「血も涙もある」を読んだ
「血も涙もある」 山田詠美 新潮社 を読んだ。
有名料理研究家の妻と、その10歳年下のイラストレーターで「魅力的」な夫。ある日、妻の助手である一人の女が、夫の恋人となる。はじめは、微妙なバランスを保っていた3人の関係は、ユーモラスに残酷に、その味わいを変えていく。「妻」「夫」「恋人」と異なる視点から語られる、意外なその後味とは――。
(Google Books)
50歳の妻、40歳の夫、35歳の恋人の話なんだけど、印象としては、もっと若い人物の話しを読んでいる感じ。
描かれている人物が、人生のいろいろを清濁併せ呑んできた人ではなく、己の心に忠実な、ある意味ピュアに生きている人だからだろうか。
まぁ、それが3人出会うことにより、微妙に変わってしまう話。たぶん。
あんまり心に引っ掛かるところもなく、サクッと読了。軽い。
特にオススメ感はないな。
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