「グリーンマイル」を見た
「グリーンマイル」(1999年)を見た。
小説は映画公開当時読んでいたので、あらすじはわかっていた。
大恐慌時代の1935年、ポールは刑務所の看守主任を務めていた。グリーンマイルと呼ばれる通路を通って電気椅子に向かう受刑者たちに安らかな死を迎えさせてやることが、彼らの仕事だった。ある年、この刑務所に身長2メートルを越す黒人の大男、コーフィが送られてくる。双子の少女を殺害した罪で死刑囚となった男だ。ところがこの男は、ある日不思議な力でポールが患っていた病気を治してしまう……。
(映画.comより)
正直、三時間を越える映画と知って、原作も読んでるし、飽きちゃうかなぁ…と思ったけど、全然そんなことない。
主役のトム・ハンクスも良かったけど、それに連なる看守役の人たちも良かった。
悪役になる看守のパーシーの酷さも嫌になるくらい迫ってきたし。
こういうタイプの人って、どこにでもいるから、余計に共感してしまうのかも。
そして、諸々の感情を引きずったまま、最後は泣ける。
よくよく考えたら、こんな設定あり得ないし、ほぼほぼ刑務所内の出来事を見せられているだけで三時間近く経つというのに、最後までグッーと惹き付けられ、そして泣かされてしまう。
看守の立場で涙が出てくるんだろうけど、死刑囚となったコーフィーの気持ちもよくわかる。
人間の嫌な面なんか、見続けたくないよね。
恐縮です