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日系人のレシピ〜受け継がれる日本の味と家族の記憶

"You are what you eat" Nikkei cuisine recipe exhibition@JICA Yokohama
『日系人のレシピ〜受け継がれる日本の味と家族の記憶』@JICA横浜海外移住資料館(11/29〜来春迄改装の為休館)

お天気も良いので久々に越境、といっても隣県の横浜みなとみらい。半年ぶりに降り立つと、いつのまにやら開通したらしい頭上を行き交うゴンドラが、昭和時代に想像していた近未来感を醸し出していた。さて今回のJICAは食がテーマの展示という事で興味津々、改装前に滑り込みセーフ。まずは館内レストランにて、フェイジョアーダ(Feijoada、豆とソーセージ煮込)🇧🇷ランチ@Port Terrace Cafe
ここは誰でも利用出来る社食的食堂で、豚の生姜焼定食から各種エスニック、HALALカレー迄、お手頃価格で楽しめます。フェイジョアーダはその昔、15歳でブラジルに移民したアントニオ猪木少年も食べていたのでしょうね。テラスに出れば目の前は赤レンガ倉庫🛳(フェイジョアーダについては3/19の記事参照)

その昔開国を機に日本人移民が海を渡り、特に北米や南米には既に6世の方もおられる訳で、長い歴史の中でそれぞれのご家庭が普段どんなお食事をされてきたか、古いレシピ本や現在の食卓の様子が写真やビデオで紹介されていた。1世が持ち込んだ料理、例えばすき焼きが現地の野菜事情や好みの変化で、2世になると筍やピーマン等具沢山になっていたり、また最近は逆輸入されているけれど寿司ロールとかスパムむすび等、面白い変化を遂げているメニューもありますよね。
以前シアトルで食べたTeriyaki Bento(シアトルにはやたらテリヤキ屋があり、ほぼ地元メシになっている)は、時にタレがみたらし並に甘かったりしたのを思い出したり。確かにコレは日本食じゃないと思う事もあるけれど、まぁでも我々が日本で食べているカレーやナポリタン、焼き餃子も同じようなモノだし、美味しければそれが何より。ましてや家庭料理は家族、親族それぞれのルーツや育った環境が垣間見られて面白い。そんな事を久々に思いました。以下、宜しければJICA横浜海外移住資料館サイト、ご覧下さい↓↓

🍙FYI:https://www.jica.go.jp/jomm/events/2021/210427_1121.html

追記、ちょっと思い出した事。20数年前、シアトルのホームステイ先で娘さん(既に独立)の高校のPTAで作ったレシピ本というのを見せて貰った事があって、秘伝のミートローフだの肉料理やサンドイッチ等のレシピがひしめき合う中、Iwataさんだったか?日本名の苗字の方がいて「DAIFUKU」が紹介されていて、ちゃんとアンコから作るレシピでした。他にも日系と思われる方々はおられたけど、そこは覚えていなくて残念。アジア系が約10%いるシアトルならではと思った次第。

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