HSS型HSPな自分と向き合う
あれは1年前。急に自分の性格が嫌になった。好奇心旺盛で、学ぶ意欲もあり、わりとすぐに習得もできる性格。しかし、飽きてしまう。だから続かない。そんな自分を呪った。
これまでいろんなことをしてきた。その度「これだ!」と思った。でも、ある一定のところまでいくと、「もう十分だ」ってなってしまう。そしてまた新たなことを始める。何か1つのことを極めることができない性だった。
最初のうちは、それでもいいって思っていた。新しいこと始めるのは楽しいし、だんだんできるようになる過程も楽しい。けど次第に、周りの人から「あれ、もうやめたの」と疑問に思われたり、「継続したらいいのに」と言われるようになった。
確かにそう。継続しなければ結果なんてついてこない。途中で飽きてしまう自分は、当然ながら何も結果を残せていなかった。そんな自分に嫌気がさした。
世間一般的には、1つのことを継続させて結果を出することを美徳とする。社会はスペシャリストを求めている。一貫性ある人の方が信頼できるし。それもあってか、スペシャリストがキラキラして見えた。
そう思って、再度いろんなことに手を突っ込み、やってみる。けれど続けられない。飽きが来る。そして飽きてから思う。「最初はうまくできてるし、楽しかったんだけどな、、」と。
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HSS型HSPと呼ばれる枠組みを知る
そんなある日、ネットかなんかの情報で、HSS型HSPという存在を知ることになる。これを知った途端、頭に電撃が走った。まさに自分だった。もともとHSPの存在は知っていて、なんとなく自分っぽいなと思っていたけど、どこか違うなぁとも同時に感じていた。しかし、HSS型はピッタリ自分に当てはまった。パズルの最後の1ピースが見つかったみたいだった。
簡単にHSS型HSPがどんな人のことを指すのか⬇︎
まさに自分だった。好奇心旺盛でモノ好きな性格だから、刺激を求めて外に出る。けど、電車移動とか交通量の多いところへ行くと、めちゃくちゃ疲れる。家に帰ってきて、ハァ。
友達と遊ぶのは好きだけど、一人の時間がないとしんどくなる。
周りの環境によって気分が左右される。
部屋にずっといられない。
どれもこれもそのままの自分だった。
調べてみると、HSS型HSPは人口の6%ほどしかいないらしい。なかなか他人からは理解されにくい性格だと思う。自分だって自身の気持ちが理解できない時があるし、なおさら難しいと思う。
けれど、HSS型HSPという枠組みを知ってからラクになった。飽きてしまう、続かない、そんな自分を許せるようになった。その前提で新しいことを始めるので、もう嫌な気がしなくなった。どうせまた飽きるだろうし、いいやって。
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HSS型HSPであろう自分を再考する
そして、今。考え直したい。HSS型HSPの自分はどのように生きていくべきなのかを。
現在は、自分自身を正しく理解することに注力して取り組んでいる。HSP気質があるので、どうしても外圧に弱い。そこで、どんな外圧が嫌なのか不快に感じるのかを、日々メモして記録している。そしてできるだけ不快な外圧を、避けるようにしている。例えば、人通りの多いところはできるだけ避けるとか。
HSPではない人でも、自分の不快なことや嫌なことリストを作るのは、ぜひおすすめしたい。やりたいことや楽しいことは、移り変わるけど、嫌なことや不快なことって全然変わらない。だからいい。ずっと使える。
あと問題なのは、仕事。アルバイトを長く続けることができない自分。だから就職もちゃんと考えなければならない。転職しやすい職場を選ぶべき。そう考えている。
マルチポテンシャライトと呼ばれる、新しい働き方の概念を見つけた。これは自分にもぜひ取り込みたい。概念を作った方のTED動画⬇︎
この動画、かなり心に刺さった。やりたいことが多すぎて、1つに絞れない。飽きやすい。そんな人を肯定してくれる。
この方の書籍も日本語版であるみたいだし、買ってみようかな。
そして何より、周りの環境も大切。怒られている場面に遭遇すると、自分の気分も落ち込み気味になる。怒っている人がいると、なぜか自分もイライラしてしまう。負の場面に居合わせることは良くないみたい。逆に、楽しそうにしている人がいると、自分も楽しく感じる。できるだけいい環境に身を置くべきだ。
精神的なリフレッシュ法も取り入れている。マインドフルネス。良さげな呼吸法。散歩。おいしいお茶を買って飲む。などなど。これは今のところ模索中。こうやって自分を研究するというか、実験するというか、そういうのも好き。おもろしろい。飽きたらやめるけど。
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このnoteでは自分に焦点を当てて、HSS型HSPを考えてみた。思うに、この性格で苦労する人は一定数いる。だからこそHSS型HSPというものをちゃんと知って、いい感じに対処していくのが最適なのかなと思っている。
今後、noteでもHSS型HSPで苦労して乗り越えた経験などを共有していけたらなぁと。アルバイトについて書こうかな。
以上。ここまで読んでいただき、ありがとうございましたー。
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