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情報系学部を専攻する僕が思う、プログラミングを学ぶ意味について

今日のnoteは、プログラミングを学ぶ意味について自分なりの結論を述べたい。一応僕は大学で情報系の学部を専攻していて、C言語というプログラミング言語を一通り学んだ。あと、独学でRuby on Railsと呼ばれるWebアプリの開発をしたり、最近は趣味でPythonも学んでいたりする。それら知見から「結局プログラミングを学ぶ意味とは?」について考えていきたいと思う。

ですが、僕自身プログラミングが得意なわけではないし、エンジニア志望というわけでもない。しかも大学ではプログラミングの成績は下の方。なのでゴリゴリにプログラミングが得意!てわけではないので、その辺はご了承ください。

今の時代、本当にプログラミングの需要が高まっていますよね。その背景としては、DX によって全てがデジタルに置き換えられていく世の中になったからではないかと。情報学部・理系とか関係なく、文系でもプログラミングを学習するらしい。もはや必修扱い。だからこそ今一度、学ぶ意味があるのか?について深く考え直そうというわけです。

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プログラミングを学ぶ意味とは

と、その前に、プログラミングを学ぶとはどういうことなのか、定義をハッキリさせる必要がありましたね。ここでのプログラミングを学ぶとは、プログラム言語を習得して、何か1つのアプリなり完成した作品を作るところまで。とします。


あらためて、僕が思う、プログラミングを学ぶ意味とは、論理的思考能力UP、新たな視点を手に入れられる、ITに関する知見が広がる。だと思います。

論理的思考能力UPなわけ

プログラミングを触り始めるとわかることなのですが、ちゃんと1つ1つ丁寧に記述していかないと、エラーが出てしまいます。そのエラーを解決しないと動きません。そのため、どこでエラーがでて、何がダメなのかを理解して、どうやったら解決できるのか、まで筋道を立てて考える必要があります。その過程がかなり論理的。そうやって、トライアンドエラーを繰り返すことによって、論理的思考能力はUPすると思うわけです。

新たな視点を手に入れられるわけ

プログラミングをやってみるとわかりますが、いかに効率的に物事をこなせるかがわかります。繰り返しや条件などを記述することで、その通りに処理してくれるので、驚きます。そこから「もっとこうするとおもしろいのでは?」と多視点で考えることができるので、日常生活でも「ここもっとこうしたらいいのかも」と見つめ直すことができたり、、

ITに関する知見が広がるわけ

プログラミングを学んでいると、サーバの知識やアプリの知識やWebの知識も同時についてきます。プログラミングで何を開発するのかにも寄りますが。身近なところでIT技術は使われているので、「あ、このデータがサーバに送られているのか」「このアプリ良くできているな」と理解できてきます。その楽しさはあるかと思います。最初はサーバ、HTTPなど聞き慣れない言葉が山ほど出てきますが、わかってくると面白いですよ。


ここまでで、プログラミングについて学ぶ意味について書いてきましたが、正直な話をすると、全員が全員プログラミングについて学ぶ必要がないと思っています。それについては次で述べます。

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全員が全員プログラミングを学べ!とは思わない。

なんとなくですが、時代の風潮なのかわかりませんが、みんなプログラミングを学べ!みたいな風潮が強い気がしています。文系で全くプログラミングに無縁だった友人も興味を持ち始めたりしています。そのきっかけを聞くと、「今の時代だから必要じゃん?」と。

もちろん興味を持ってやってみる姿勢は、ものすごく大事なことだと思います。しかし、僕が疑問なのは、「今の時代、必要不可欠なスキルだから絶対的に学べ!」という風潮・空気なのかもしれません。プログラミングを学ぶことが正義!みたいに考えてしまうソレです。


その根拠は、おそらくプログラミング=稼げるというところではないかなと思います。プログラミングができる人の供給は低く、需要は高いので、圧倒的に市場価値は高くなります。それ自体はいたって自然なことです。需要が高ければ収入はUPする可能性は高い。

稼げる、という理由から始めるのは悪くないと思いますが、もったいないのは、とくやることないから時代的にプログラミングだ!という盲目的な選択をしてしまう考え方。そんな方に主張したいことは、プログラミングを勉強したからといって、生業にまでしなくてもいい。ということ。

生業にしないとは、プログラミングで食っていかない。でもプログラミングは学ぶ。学ぶと言っても、プログラムコードを書いて開発はしない。つまりプログラミングという構造を知り、ITに関する教養をつける。そこまででOK。これは、プログラミングで食っていかない、けど学ぶという考え方。


なんせプログラミングを0から勉強しようと思うとそれなりに時間がかかってしまう。それなら、さくっとプログラミングの構造、大枠、仕組みだけ知り、プログラムコードを書かずして、プログラミングの勉強を終わる。いいところだけを食べるイメージ。

PC1台あれば簡単に始められる!と言われているプログラミングですが、プログラムを動かすための環境構築だったり、ファイル操作だったり、インストール操作だったり、PCの基本がわからない方は結構ハードルは高めです。


以上を簡単にまとめると、

時代の風潮的に稼げるからプログラミングを始めようとする人が増えてきている▶︎
もったいないなと思うのは、稼ぐ目的で盲目的にプログラミングを学ぼうと考えること▶︎
それよりも、ITの教養をつけるという意味で、プログラミングを学ぶのはどうだろうか?

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結果的に言いたいこととしては、プログラミングを学ぶのであれば、目的をハッキリさせた方がいい、ということ。

「プログラミング。。さっぱりわからん」の状態で、盲目的に始めてしまうと危険な目に遭う可能性があるということ。

危険な目に遭うというのは、せっかく新しいことに挑戦するモチベーションがあるのに、わからなくて挫折を食らってしまい、もう絶対学びたくない、という気持ちになってしまう状態。プログラミングは挫折しやすいので有名でもあります。

そうなる前にプログラミングとは、まずなんなのか。学ぶ目的は何か。改めて原点に立ち直って考えてみてみるといいですよ。というお話でした。


学ぶ意味は誰でもあるとは思います。人によっても違うと思います。これからプログラミングに挑戦しようという方はぜひ取り組んでみてください!おもしろいと感じると思います!

「プログラミングさっぱりだ」という方は、「プログラミングで何ができるのか?」「どんなところで使われているのか?」まずは、プログラミングという構造を知ってみるだけでもおもしろいかもしれませんよー!


いじょー、ここまで読んでいただきありがとうございましたー!

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