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チームを推す、ということ

タイトル画像:スタジアムにサポーターがぎっしり!の写真

自分はサッカー好きではありますが、それより上位に来るのが「特定のチームを応援すること」です。

自分の街の名前を背負って戦うチームを応援する。シンプルにそれだけなんですが、結構その中にもバリエーションがあります。

元々地味な街だが、プライドはある

名物無し、人を誘って遊びに行く場所無し、基本ベッドタウン、という自分の街。

そこに、Jリーグで町の名前を冠したチームがあって、頑張ってる。

でも、もともとを振り返ると、サッカーは盛んな土地でした。でも、プロリーグではあんまり勝てない。それがなんというか悔しくて、「なんとか自分の力で1mmでも前に進んでほしい」が、推す理由です。

推し方は色々

いつの間にかチーム数も増えると、当初の雰囲気からバリエーションが出てきたように思います。

アウェイに乗り込むときは、なんとしても相手を食ってやろう!と意気込んで、相手も「ホームで好き勝手させるか!」と迎え撃ってくれる。こういうプロレス的構図は好きです。

でも。チームによっては「歓迎」してくれるところも。もちろん、チケット代を払い、場合によってはスタ飯に金を落としてくれ、遠方の場合は地元に宿泊してくれる。

もちろん自分もアウェイから来てくれた人は、まずは尊敬、さらにお礼をいいたいところです。

ただし。試合中は別。ここは思い切り相手の頭を踏み潰す勢いで臨みます。終わればいっしょに酒でも酌み交わす。こんなのが理想。

だから、乗り込むときに「ようこそ」と言われると、若干毒が抜けてしまう。これが高度な戦略である場合もありますが、基本的には本当に歓迎してくれているのだと思います。

そんな扱いのバリエーションもありますが、個人個人が参加する理由も多彩になってる気がします。

今まで色んな方を見てきました。

(1)特定の選手が大好き

これは普通に存在します。

サッカーの場合、移籍はかなり頻繁に行われます。選手推しの方は、場合によっては応援するチームを変えてしまうことも。

それもまた良し!です。

実際、イニエスタ加入で、かなりの経済効果はあったはず。

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画像:シュートシーンのイラスト

(2)強いチームが好き

これは、サッカー以外でもあります。やはり、強いチームはそれだけ人を引き付ける魅力がある。だから強くならねば、というのは全チームが目指しますが、50以上もチームがあって、トップカテゴリーで優勝できるチームはたった一つ。

つまり、強くないと成り立たない、という世界ではこのチームを維持することはできません。

ということは、あんまりこのパターンは支配的ではない、ということになります。傾向としては多くなりますけどね。

(3)戦術やフィロソフィーが好き

これはもう少し減るかもしれませんが、この考えの人もいました。

サッカーはある種の作戦に基づく陣取り合戦みたいなところがあり、監督やチームによってどのように相手に対するか、は色々。

そこに新しい考えを入れたり、海外で行われていて日本ではレアなパターンを持ち込んだり、と様々な「スタイル」があります。

この監督のこの戦法が好き!というのはあり得る。

ただ、Jリーグの監督は特に外国の方の場合は、結構短期間で入れ替わってしまう。

(4)マスコットが好き

いや、いるんですよ、マスコット沼にはまる人も。

自分の推すチームのマスコットの重要度は、Jで一番低いと思ってますが、他のチームは結構色々なところでマスコットが活躍してる印象があります。

50以上のチームがたぶん全部マスコットを持っていて、さらに最近では嫁ができたり子供ができたり、非公認が乗り込んできたり、と増加傾向です。

いったい何体というか何人というか何匹というか、いるんでしょう。

50以上、ってさっきから書いているので、ちゃんとしたチーム数を確認しておきます。

J1=18
J2=22
J3=18

合計58チーム!なんでしょう、始まった時は10。それが今ここまで。つまりマスコット数はこれ以上!

ちなみに、マスコットが第一優先!という方もいらっしゃると思いますが、多くは複合です。

特に遠征先でマスコットが主人公になる写真をアップする方のなんと多いことか。

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(5)会社好き

企業スポーツから始まっているので、チームによっては元実業団、それがいまだにメインスポンサー、ということで、その会社に勤める人がそのままチームを推すパターンもまだあります。

キミ、出身地を応援しないの?という友人もいます。愛社精神!

(6)おらが村のチームだから推す

このパターンが世界でも一番多いのではないでしょうか。

しばしばJリーグは本場に比べるとレベルがどうのこうの、って議論はいまだに出てきます。

本場って例えばどこでしょう。イングランドだとします。たぶん異論はないでしょう。

どんな構成かと言えば。

・プレミアリーグ=20
・フットボールリーグ・チャンピオンシップ=24
・フットボールリーグ・リーグ1=24
・フットボールリーグ・リーグ2=24
・カンファレンス・ナショナル=24
・カンファレンス・ノース=22、カンファレンス・サウス=22
・以下、22×3
・以下、21、20、22×4

さて、日本人が知っててすげーって言ってるのは上の2つくらい。その下にもこんなにチームがあるわけです。たぶん、J1のレベルに達してないチームもものすごい数あるでしょう。

レベルでサッカーを語る人。これらのチームを応援する人に、「本場じゃない」って言うのでしょうか?

いや、違う、ってなりますね。そのチームをみんなが応援している。

そのみんなが応援する理由のほとんどが、おらが村のチーム。8部リーグにサッカー界みんなが知ってるスーパースターがいる確率は非常に低い。

でも、成り立っているのです。

自分は「おらが村のチーム」だから味わう「出会いと別れ」

どんなチームでも長年応援していると、どんどん選手は入れ替わります。5年もたてば、どのチームでも相当の選手が入れ替わっている。

自分は毎年毎年選手との別れを目の当たりにし、新しい選手との出会いがあります。

それぞれの理由で応援する人も、その理由なりの変化はあります。

それも含めて大きく「チームを推す」が総合的にできあがってる。

どれがいいも悪いもありません。それで大きな世界ができあがっていて、「面白い」ということです。

面白いといえば、こちら。

下のリンク:ぺろり!スタグル旅、の出版社サイト

サッカーマンガじゃなく、サッカースタジアムグルメマンガ。

こういうのもいいですねー。

サッカーの話をしましたが、野球、バレーボール、卓球、バスケ、ラグビー、そのほかのスポーツ。きっとみんなそれぞれの理由でチームを推しているはず。その数だけドラマがあるのです、的なまとめっぽく書いてみたけど、まとまってないですね。失礼。

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