見出し画像

台風に備えて

週末にかけてやってくるであろう台風に対してメダカの鉢はどのような対策を取れば良いのか、ここ数日色々と調べていた。

心配だからしばらく屋内に入れるという事も出来たが、メダカにとって急に環境が変わることはあまり良くない。なるべく屋内に置いておきたい気持ちもあった。そこで、一番雨風がひどくなる時には屋内に入れて、それ以外は波板で鉢に蓋をして、雨水が入り込まないようにする作戦で台風を乗り切る事にした。

早速、ホームセンターに波板を購入しに向かう。雨が降っていたので、家にあったビニール傘を持って出た。しかし傘を開けた途端、傘の生地が骨の接続部分から破れる形でちぎれた。傘の半分はペロンペロンの状態だったが、そこまで雨も激しく降っている訳ではなかったので、そのままホームセンターに向かった。とにかく波板を早く購入する事が何よりも優先された事だったのだ。

波板は普段、DIYなどで屋根に用いられる資材である。安くて種類が豊富、軽いので取り扱いも便利なものだ。波板という名前通り波々した形状であるため、鉢に蓋をした際にも板の隙間から空気の出入りが可能だ。

売られていた波板は一番小さいサイズで3尺(90.9cm)だったので塩ビ製の波板を選び、帰宅後に自分で丁度良い大きさにカットしようと考えた。

購入したものはガラスネット入りの塩ビ製波板。台風対策という事もあり、少し耐久性の高いものを選びたいと思いガラスネット入りの波板を選んだ。

帰宅後、早速波板のカット作業に入る。塩ビ製は大きなハサミでも切れるようなので、作業用のハサミを使って切ることにした。
とは言え、ガラスネット入りの波板の為、切り口で怪我をすることも十分考えられる。ほとんど使わなくなった革手袋をして長袖、長ズボンの体制で作業を行った。昔は面倒だな、と感じていたことはこうして気付くのかと感じながら波板をカットする。

画像1

私は不器用である為、しばしばギザギザに切ってしまうことがあった。そのままでも問題ないが、万が一怪我をした時は痛そうだなと考え、切り口に念の為のガムテープを付けた。サイズは良い感じ。上出来である。

画像2

雨で使用する際は、使わなくなったペットボトルを重しに蓋をすることにした。

その後、いつでも屋内に避難できるように、室内でのメダカ鉢の避難場所を決めて、レジャーシートを事前に敷いておいた。ここまで来ればあとはメダカの鉢を動かすだけである。

自然環境下であれば、雨が降ることもあまり問題ないかもしれないが、鉢の中では水の量が少なく、雨が大量に入り込む事で水質があっという間に変わってしまう。小さなエコロジーの維持は想像以上に大変なものだ。

そんな今日もスネールパイセンはまた1ペア交尾を行う。切り分けたホテイアオイの子株には小さなスネールが付いている。これも一期一会と言うのだろうか?それなら今この瞬間のご縁を大事にできたら良いものだ。

100円からサポートを受け付けております。こちらの記事が気に入った方は、サポートして頂けると幸いです。よろしくお願いします!