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汝、クリエイティブであれ

以前までホテイアオイの子株達を入れていたバケツには、メダカの卵も入っている。孵化するか、しないかは定かでないが子株があまりにも増えて卵の様子が分かりにくかった為、子株の為の新しい容器を用意し、卵と子株を分けた。

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今回は黒ではなく白の容器を購入した為、根の様子を観察しやすい。今まではメダカの色が黒であることもあり、外敵から見えにくいように黒や焦げ茶など、暗めの色を選んでいた。
外敵から見えにくいという事は人間からも見つけにくいという事でもある。しかし、今回はホテイアオイの子株のみで生体に危険が及ぶことは少ない。そこで思い切って白を購入した所、根の様子がとても観察しやすかったのだ。

一方、今まで子株を入れていた黒いバケツには卵のみとなった訳だが、こちらはバケツが黒いため、底に沈んだ卵が見付けられなかった。一緒に入っている藻と見分けも付かなかった。しかしバケツが少し揺れた時に藻はほとんどが舞い上がったが、唯一びくとも動かなかった物体があった。恐らくそれが以前入れた卵だろう。生きているかどうかは本当に分からないが、ひとまず可能性が0でない事にはホッとした。

さらに、自宅に元々あった小さなバケツでグリーンウォーターを作り直す事にした。植物を入れていると、栄養を吸ってしまう為、植物を入れず、カルキを抜いた水道水と飼育水を入れて光が当たりそうな場所に置いた。

ふと空を見上げると、台風一過の綺麗な青空で見事な入道雲もあった。つい、おおっと声を出してしまうほど久しぶりに見た綺麗な青空だった。近くの川の上ではトンボが何匹も飛んでいた。
つい、YA〜GO〜☆と感じたが、秋らしい光景に思わず、ダージリンのオータムナルの茶葉を引っ張り出して飲んだ。自分の身体も秋になっているのか確かめたかったのだ。

ダージリンのオータムナルは秋に摘まれるダージリンの茶葉で香ばしく味が濃いことが特徴だ。冬はこの味がたまらなく美味しく感じるのだが、夏など逆にスッキリしたお茶の方が美味しく感じる。つまり、このオータムナルが堪らなく美味しく感じれば、私の身体は既に秋仕様という事だ。結果として、美味しさは堪らなくまでは到達しなかった。まだ私の身体は夏仕様なのだ。やはり、体というものは色んな要素からじっくりと変化していくものだろう。

ふと、土井善晴氏のこんなツイートを思い出した。昨晩の勉強会でも内需要が重要だ、という話も重なり受け手側のクリエイティビティについて考えさせられた。送り手でも受け手でもそれらを受け止めるという点ではどちらもクリエイティブであるべきなのだ。紅茶の味を感じること、感じないこともまたクリエイティブの一つである。私は私自身の感覚を一番信じてあげるべきなのだ。

鉢の中にいるアナカリスは新芽が伸びてアナカリスジャングルから外に出ようとしている芽がいくつかあった。植物の生存戦略はこのようにして拡大していくのだ。

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メダカが産卵しない事に、あまり気にしない方が良いよと昨晩の勉強会では言ってもらった。そうだな、自然は人間の思う通りにはいかない。そして人間の想像を超えることもある。きっとそれらを楽しむ事こそがクリエイティブなのだ。

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