第52話あとがき 全貌が見えない

最近あった「良いこと」と「悪いこと」の話をします。
まずは「悪いこと」から。
我が家のドラム式洗濯乾燥機が壊れました。
乾燥中に通報されそうなレベルの騒音が出るようになってしまったのです。
洗濯は辛うじてセーフかな？というくらいの音なので、洗濯だけはできたものの、乾燥は使えなくなってしまいました。
ドラム式洗濯乾燥機を買ってからというもの、見事に一度もベランダで干すことなく5年近く過ごし、今後もベランダに干すことは二度とないだろうと確信して物干し竿を粗大ゴミに出した矢先のことでした。
しかも季節柄、メーカーの修理屋さんはエアコン修理で出払っており、かなり待ちが発生するとのこと。
修理屋さんから電話がかかってくるまでの間、カーテンレールや椅子、ドアのサッシなどあらゆるとことに洗濯物を吊るして過ごしました。
それはもう文明の利器に頼りすぎて、万が一の事態に対応できなくなった現代人の気分に違いありませんでした。
村の長老から
「だからわしは反対じゃった」
と怒られる若者でした。
（ありますよね、こういうの。ないですか？）

では良いことの話です。