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上下関係の世界と平等の世界

「上下関係の世界」というのは
自分たちの中に当たり前のように根強く存在しています。

それは「平等の世界」と相反する、陰陽の関係で成り立っているもの。

だから、完全になくなる

というのはないんだと思います。

でも
どちらに焦点を当てて生きたいのか、
ということは
自分で自由に選ぶことができます。

上下関係の世界に住んでいると、
そこら中に

「自分をコントロールするもの・人・環境」

が存在するように感じてしまいます。

そんな経験ありません?

「うわ、絶対にこの人は私をコントロールしようとしているー」
「えー、これって自分を支配しようとしている言葉やん」

と勝手に決めつけてしまうこと。

ありますよね、私にもあります。

ものすごくありました。
上から目線だと感じることに過敏に、過剰に反応してました。

支配されたいと考える人っていないと思うじゃないですか。

でも、支配される、コントロールされるということは、

ある意味

「責任を持たなくてすむ」

という密かな安心感を与えてくれるんです。

ここがやっかいなんですよね・・・・。

上に従わなければならないという
不自由さの中に、 ときどき、
密かな安心感がある、ということが。

ここの部分を理解して、自分で選んでいるなら良いんです。

私の友人は

「みんながみんな自分で決めたい訳じゃないんだよ。
決められたことに従うラクさってあるんだよね。」

と話していて、

そういう選択を意識的にできるって素敵だと思ってます。

でも、 一番辛いのはその状態に気づけないでいること。

自分が「上下関係の世界」に無意識に居続けていて
「コントロールされたり、支配されたり」 する状況を生み出してしまい、

そしてその奥底にあるのは
「密かな安心感を感じたいから」

だということに、そもそも気付けているかどうか。

そこが「上下関係の世界」と「平等の世界」の
どちらでも好きな方を選べるかどうかの分かれ道。

どちらの世界が自分好みですか?

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