楽しみ
昨日Yahooニュースを布団に寝転びながらぼけ〜と眺めていた時の事。
あるニュースを見た僕は「むむ!?」と飛び起きた。
そこにはこう書いてあったのである。
「あぶない刑事、8年ぶり新作」
あぶない刑事。
80年代後半のバブル期から続く刑事ドラマである。
2016年の「さらばあぶない刑事」でついに完結したのだが、来年また新作が公開されるというのだ。
タイトルは「帰ってきたあぶない刑事」というらしい。
少し前から噂はあったが、とうとうクランクアップした様なのである。
このニュースを見て僕は色めきだった。
何を隠そう、私にっしゃんはあぶない刑事の大ファンなのである。
初めて観たのはおそらく小学校に入る前の事。
父親の影響で観て以来、ずっとファンなのである。
そう考えるとファン歴は30年を超えている事になる。
なかなかのもんである。
何故だか分からないが人の単独ライブで劇中の挿入歌「ランニングショット」を熱唱した事もある。
激烈に変な空気になってしまったが。
このランニングショット、柴田恭兵さんの代表曲なのだが、僕はことあるごとにこの歌を歌っている。
サビの部分、バックコーラスがメインというなかなか奇妙な曲ではあるのだが、軽快なリズムのとにかくカッコいい曲なのである。
ちなみにランニングショットを歌いまくっているので柴田恭兵さん演じるユージ派と思われがちだが(誰が思ってんねん)、僕は完全に舘ひろしさん演じるタカ派である。
タカの走り方(上半身を動かさず小刻みに手を横に振る)を真似し、タカがバイクに乗った時最初ちょっと座り直す感じを自転車で真似し、タカが銃を撃つ時右手で構え左手は胸の辺りに添える感じをゲーセンのシューティングゲームをする時に真似したりした。
僕という人間を形作った8割ぐらいはタカが占めていると言っても過言ではない。
いや、8割は過言かもしれない。
まあとにかくあぶない刑事が大好きなのである。
なので、来年また新作を観れるのは嬉しいのだが、ちょっとした不安もある。
それはズバリ「どんな内容か?」という事である。
前作「さらばあぶない刑事」は当時の完結編という事で、非常に素晴らしい内容だった。
これ以上ない終わり方をしたと思っている。
その前の「まだまだあぶない刑事」が正直「、、、」な内容だったので、よりさらば〜の素晴らしさが際立ち、その綺麗な完結が嬉しかったのだ。
あれで完結なら誰も文句ない、完璧、と思っていたのだが、今回の新作発表。
こんな事言ったらあれなのだが「大丈夫かな、、、」と思ってしまってたりもする。
「さらば〜で終わってたら良かったのに、、、」という感想になるのが非常に怖いのだ。
というのも昭和の初期シリーズが終わってから、平成になり復活して以降、我々あぶない刑事ファンはなかなかの感情の乱高下を味わっていると思うのだ。
リターンズでシリーズが5年ぶりに再び帰ってきた事を喜びながらも「あれ?何か違う、、、」って微かに思ったり
フォーエバーTVスペシャル98で「おもしれえ!これがあぶない刑事や!劇場版も楽しみ!」とあまりの面白さにテンション爆上がりしたり
フォーエバー劇場版でまさかのオチに「いやいやまだ続きがあるはず。エンドロール後に絶対何かあるはず」と思って座ってたらそのまま映画終わって場内が明るくなり、呆然としてしばらく席から立てなかったり
まだまだで7年ぶりのあぶデカに「帰ってきた!あぶない刑事が帰ってきたでえ!フォーエバーで終わりじゃなかったでえ!」とテンション上がってたら、よく分からない展開&謎のオチに「何じゃこりゃあ!!!」と絶叫したり
さらばで10年ぶりのあぶデカに喜びながらも「まあまだまだがあんな感じやったし、、、」とあんまり期待しないで観たら、原点回帰の面白さ&レパード等の激エモ演出の連続で「最高や、、、最後に最高やったで、、、ありがとうあぶない刑事」と涙したりと
非常に感情が忙しいのである。
ていうか改めて振り返ると色々あったな。
一体何年スパンで新作公開されてんねん。
5年ぶり7年ぶり10年ぶり8年ぶりて。
凄いな。
こんなシリーズ他ないで。
あとまあこうやって書いてみると全部ひっくるめて楽しみなってきたな。
内容がどうであっても、まず令和の時代にあぶない刑事が観れる事に感謝せなな。
小学校入る前のにっしゃんに「35年後もまだ新作公開されてんで!」て言うても絶対信じひんやろしな。
はい。
というわけで何やかんやで公開が凄い楽しみである。
公開までの間、また復習しとかなければ。
ドラマ版から1から見直したいな。
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