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英語の勉強はやめましょう。理由は使う機会がないから。

殆どの日本人には英語は必要ないと最近気づきました。

私は英語学習サイトを運営していますが、何か空しくなりました。

英語の勉強(英語)が必要でないと思ったのは、

”使う機会がまずないから”です。

だから英語の勉強に時間を掛けるのは、はっきり言って”無駄”でしかないと思います。(英語が必要な仕事に就いている人や、これから就きたい人、または英語が好きな人は別ですが)

「そんなことはない、これからは英語ぐらいできないとダメだ」とか、

「グローバル化の世の中なので英語は必項!」等の意見が聞こえてきそうですが、、、

確かに、一部の英語が必要な仕事(貿易、海外営業、外資系、翻訳・通訳等)に従事している人達には、上記の内容は適しています。

しかし、一般的な日本人は上記のような専門職には就いていないです。

それなのに英語を勉強するのは意味あるのかなと感じています。

個人的には、中学校で習う内容だけで充分だと思います。

アルファベットが分かって、簡単な読み書きができればいいと思います。

本当の基礎的な内容だけ習い、

興味がある生徒だけがさらに勉強すればいいんではないでしょうか。

学生は受験で英語があるので分からなくはないですが、

多くの社会人も英語を勉強しています。

彼らが勉強を続けていく中で、以下の問題に気付くと思います。

”英語を使う機会がない”

英語を使う機会とは、具体的には以下のようなことではないでしょうか。

1.英語で会話する。
2.英語でメールをする。
3.翻訳・通訳をする。
4.外国人に道案内する。

1.英語で会話する。
一般的な日本人は、日常的に英語で会話する機会は、まずないはずです。(ここでは、オンライン英会話での会話は省きます)
朝起きてから、寝るまでに英語で会話することはないと思います。

2.英語でメールをする。
英語でのメール等も殆どの日本人はしないはずです。何故なら外国人の友達がいないからです。日本人と英語でメールすることもあると思いますが、それは一部の人達のはずです。(私も日本人相手に英語でメールする時もありますが、理由はタイピングが楽だからです)

3.翻訳・通訳をする。
ないですよね。
コロナ前の東京等の都会ならインバウンドに道案内をするとかはあったとは思いますが、、、
そもそもコロナ前でも、田舎には外国人は少なかったと思います。(一部の観光地は別ですが)

4.外国人に道案内する。
迷っている外国人を見る機会は殆どないのではないのでしょうか。特に田舎では、滅多に外国人を見るこはないと思います。

英語(言語)というのは使わないと、寂れていきます。

特に会話はスポーツと同じで、やらないとできなくなってきます。

私はスケートボードを長くやっていますが、

しばらくやらないと今までできたトリックが、できなくなっています。

少しやっていると、感覚を取り戻してできるようになりますが、時間が必要です。

英会話も同じで、英語でしばらく会話をしていないと、スムーズに会話ができなくなりますが、

上記のスケートボードの例と同じで、しばらくするとスムーズに会話ができるようになります。

スケートボードも英会話もブランクがあっても取り戻せる人は、ある程度の実力があるからです。

これは他のスポーツや言語にも当てはまるはずです。

例えると、突然大金が必要になった時に、問題なくさらっと出せる人です。

今はインターネット上に有益なコンテンツが多数あるので、

やる気さえあれば、英語(言語)は独学でも十分マスターできるはずです。

会話に関しても、オンラインでネイティブと会話するチャンスは普通にあります。

ただ、その後がないのです。

英語を使う仕事をしている人は、

勉強した成果をメールや、翻訳・通訳等で活かせると思うのですが、

一般的な日本人の場合は、

”オンラインでネイティブと会話する”で終わっているのです。

”オンラインでネイティブと会話する”というのは、

お金を払って会話の相手をしてもらっているに過ぎません。

キャバクラに行って、女性と会話するのとある意味同じです。(お金払って会話の相手をしてもらっているので)

キャバクラの場合、男性(お客)は、どうにかして外で会ってくれと誘いますが、

基本的には、キャバ嬢は店の中でしか会いません。

というのも、外で会っても彼女達の利益になりませんから。

オンライン英会話も同じで、お金を払うから会話の相手をしてくれているのです。

多くの日本人英語学習者に必要なのは、

この有料会話(オンライン英会話)の後なんですね。

それは何かというと、

”日常的にお金を使わないで英語を使う環境”

ではないでしょうか。

この”日常的にお金を使わないで英語を使う環境”とは、以下ではないでしょうか。

A.ネイティブの友達を作って英語で会話をすること。

B. 日常的に英語を使う仕事に就くこと。

AもBもハードルは高いですよね。

オンライン英会話で自信がついたので、

実戦で使おうと思っても、使うチャンスがないんです。

でも英語で話したいから、またオンライン英会話をしてしまいます。

再び実生活で英語を使うチャンスを探しますが、

ないのでオンライン英会話に戻る。

オンライン英会話→英語を使うチャンスを探す→オンライン英会話→英語を使うチャンスを探す→オンライン英会話

この繰り返しではないでしょうか。

このパターンもキャバクラに非常に似ています。(というか同じです)

1.女性に慣れるためにキャバクラに行く。

2.女性との会話に慣れたので、ナンパをする。

3.ナンパに失敗する。

1→2→3→1→2→3と繰り返していきます。

一般的な日本人では日常的に英語で会話をする機会は、

無料ではないオンライン英会話しかありません。

それが彼らが得られる最終ゴールなのです。

悲しくないですか。

実生活で使わない英語(言語)を貴重な時間とお金をかけて学んでいるのです。

いつ来るか分からないxデー(英語を日常的に使える日)の為に、毎日英語を勉強しているのですよ。

英語学習産業に貴重なお金と時間を捧げるのはやめましょう。

それよりは、自分の好きなことをやっとほうがいいと思います。

英語がもし将来必要になったら、その時に勉強すればいいのです。

人生は短いのです。

時間は有意義に使いましょう。

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