商品は売れなかったけど、印象に残るCM。セガ「せがた三四郎」
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商品は売れなかったけど、印象に残るCM。セガ「せがた三四郎」

商品売れなかったけど、やけに印象に残るCMというのがあります。僕にのってはセガの「せがた三四郎」というCMです。

せがた三四郎」は、「セガサターン」というゲーム機器が発売される際に作られたCMです。「姿三四郎」をモデルにしたCMで、出演は藤岡弘さん。藤岡さんが演じる「せがた三四郎」がさまざまな場面で活躍する様を描いたCMです。

藤岡弘さんの存在感と、やけに劇画ががった文字、そして「せがた三四郎ー。せがた三四郎ー。セガサターンしろー」という印象に残る歌で、当時話題となりました。

しかし、商品はどうにも売れませんでした。ちなみに、「せがた三四郎」の最終回は、「セガサターン」が「DreamCast(これも売れなかった)」へと名称変更することを、前向きに伝えるため、せがた三四郎が宇宙に旅立つ!というCMになっています。むちゃくちゃです。でも、面白い。

「せがた三四郎」のコピーを手がけたのは、谷山雅計さん。

僕は、「クリエイターズ・トーク」という企画で、このCMのエピソードを聞いたことがあるのですが、その時おっしゃっていたこんなことが印象に残っています。

このCMで使われている「せがた三四郎」は「姿三四郎」をモデルにしているのだが、この15年くらいで日本の基本的な教養レベルに大きな変化があった。今の時代ではこのCMを作っても、わからないしうけない。

たしかに、誰もが知っているヒーローがいない現代は、ヒーローを下敷きにした作品は作りにくい時代なのかもしれません。そういう意味では、これは貴重なCMです。

※この記事は2012年11月にnishi19 breaking newsに公開した記事を再編集して掲載しています。

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西原雄一

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