#オリンピック 3日目 ネット解説者が誕生している #TOKYO2020 と #サッカー 日本代表対メキシコ代表レビュー

昨日のnoteでSNSで話題になったオリンピック自転車ロードについて書きました。

このnoteでも触れたのですが、今回のオリンピックではgorin.jpやNHKのオリンピック特設サイトを通じて、テレビで方法されない種目の映像も観ることができます。

ただこうしたアーカイブには日本語の実況や解説がついていない映像が多く、あまり知らない競技のルールや楽しみ方を知りながら観たい人にとっては、少し敷居が高いと感じるかもしれません。

ネット放送を楽しむためのネット解説者

そんな状況に対応すべくネットで生まれているのが、ネット解説者。YouTube、Instagram、Twitter Space、ゲーム中のチャットツールとして使われるdiscordなどを使って、元選手やコーチが映像に合わせて音声を配信。多くのユーザーが映像を配信しているツールとは別のツールを使って、音声を楽しみながら観戦するという新たな楽しみ方が生まれています。

2010年代から徐々に増えたネット解説者

SNSでスポーツを解説して発信するというのは、2010年以降から徐々に多くなっていて、特にサッカーではSNSで発信していた情報が評価され、コラムニストの仕事を得たり、サッカークラブで働き始めた人もいます。Michael Coxは2010年頃から書き始めた試合を分析したコラムが高く評価され、今では今ではThe Athleticというスポーツメディアのコラムニストになりました。

スキルや戦術について詳しく知りたい人と、スポーツにまつわる歴史を知りたい人、試合を盛り上げる人など、解説者のスキルや特徴も多様化していますし、競技種目も増えています。全ての人のニーズを1人の解説者で補うのは不可能だし、そもそも適切な解説者を常にメディア側で用意することも不可能。だったら、自分たちで解説して、自分たちで楽しめばいい。これまではスポーツバーや仲間内でビール片手に行われていたことが、無観客になったこと、SNSの発達によって、ネット上で行われているのです。

そして、僕もSNSやネット上で解説を行う1人。noteでは2018年から「勝ち負けだけじゃないスポーツの楽しみ方」という月額購読マガジンを運用し、毎月100人前後の人に購読頂いており、主にサッカーの試合の分析コラムを書いています。

今回はサッカー日本代表対メキシコ代表の試合の分析コラム(普段はレビューと呼んでいます)を掲載したいと思います。ここからはマガジン購読者もしくは有料記事を購読した人のみ読んで頂くことが可能です。

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