NUSの学生団体(サークル・部活動など)について【過去記事】

みなさんこんにちは!
NiSCでは2021年から前の公式ウェブサイトでシンガポール国立大学についての記事を投稿していました。今年からこのnoteに移行して記事配信を行なっていますが、過去の記事もこちらに随時移行していきます!少し古い情報もあるかもしれませんが、随時内容更新も行なっていきます。
ぜひこちらの過去記事も読んでみてください!
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投稿日付:2021年10月17日

※ 記事移行時の都合上、元の記事を一部改訂しております。


はじめに

今回の記事では、NUS にあるサークルや部活動を含む学生団体、またその立ち上げ方などを紹介していきます。

1. 大きな分類

参考:https://nus.edu.sg/osa/student-life/student-organisations-directory

シンガポールの大学、世界大学ランキング上位、などと聞いたら、学生もずっと勉強ばかりしているのではないかと想像している方もいるかもしれません。

しかし、実際そのようなことはありません。NUSの学生は、勉強はもちろんしっかりとこなしますが、大学や寮レベルの課外活動にも活発に参加している人が大多数の印象があります。

NUS のような、規模の大きい大学にいると、学生団体の種類は実に豊富になります。

こちらのサイトによると執筆時点(2021年8月上旬)では団体の数は219個に上り、それらは次のような11個のカテゴリーに分かれています。


*NUS Student Union・・・NUSの学部生全体を代表する生徒会

大学レベルの学生団体や課外活動(Co-curricullar Activities[CCA])に加えて、寮にも、interest groupという、小さめで、より自由度が高いサークルのようなものが存在します。それらの詳細は、それぞれの寮のホームページなどで確認してみてください。

2.中でもユニークな団体3選

ここでは、私が個人的に興味深いと思った団体を紹介します。

NUS Dragon Boat

参考:https://nus.campuslabs.com/engage/organization/nus-dragon-boat-team

シンガポールでは Dragon Boat という競技が盛んです。

元々中国から伝わった競技で、22人で1チームを組み龍のような形をしたボートをこぐ競技です。

NUS Dragon Boat に所属していた友達によるとどうやらとてもキツイ部活で、ボートを使った練習ができない日は筋トレをしたりしてついていくのが大変だったみたいです。その友達は2か月くらいでやめてしまいました。

ただ腕は確実に太くなり、日焼けもしていました笑

NUS Ultimate Frisbee

参考:https://nus.campuslabs.com/engage/organization/nus-ultimate-frisbee-team

この競技はシンガポールのみならずアメリカなどでも盛んのようです。

イメージで言うとフリスビーを使ったラグビーで、5~7 人チームで相手陣地の奥のエリアにフリスビーを運ぶ競技です。ただしラグビーとは違いフリスビーを持った人は進むことはできず、味方にパスにしてフリスビーを前に運びます。

フリスビーは初心者も親しみやすいおかげで、体育会系の部活の他にも Recreational(サークルに近い)なグループも存在していて、Recreational の団体の方はゆるく活動している印象です。

NUS Japanese Studies Society

参考:https://nus.campuslabs.com/engage/organization/jss

こちらは日本ファンによる日本ファンのための研究会になっています。構成員のほとんどはシンガポール人で、主にシンガポール人学生に向けて日本の魅力を伝えることを目標としています。
筆者は JSS の運営チームに何人か知り合いがいるのですがなかなかハードコアな人たちばかりで、ニッチなアニメの話題や歴史の話題で盛り上がっているのをいつも傍観しています笑
また独学で日本語の勉強をしている人もいて、これもまたびっくりする程流暢に喋ってくれるのです。本当に日本のことが好きな人たちなんだなとつくづく感心します。
JSS の活動内容は日本の文化を紹介するものが多く、中には日本の大学とコラボして Zoom Meeting を開催することもあります。
JSS のメンバーに会った時はとりあえず日本から来た事を伝えると凄く注目を浴びるので100%モテます笑

3. 学生団体の立ち上げ方

参考:https://nus.edu.sg/osa/resources/student-leaders-resources/start

確かに団体の数は多いのですが、自分自身、あるいは友人と一緒に「斬新な団体を立ち上げたい!」と思うこともあるかもしれません。その場合は、新しく団体を一から立ち上げることも可能です。

ですが、新しく学生団体を作ろうと思うとなかなか労力がかかるものです。

簡単に紹介をすると、メンバー表や活動内容をまとめた書類を Office of Student Affairs (OSA) に提出したのち、書類審査を通過した団体は OSA でプレゼンをします。そのプレゼンを合格した団体のみ登録できます。

こうしてみると手順そのものは割とシンプルですが、審査が厳しいのです。例を挙げるとまず申請の際、もし同じ活動内容の団体が既に存在していたらその時点で通りません。なので友達同士で団体をつくって運営したいと思うと、既存の団体の差別化を突き詰めないといけません。

おわりに

以上、NUS での学生団体についての紹介でした。

部活などの活動は新しい友達をつくるきっかけにもなるので、入学した際には是非検討してみて下さい!

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最後まで読んでくださりあがとうございました!
これからの新記事も、過去の記事も楽しみにしていてください。それではまた〜

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